2007/08/02(木)[SUSE] Amarokが使えすぎる

[album:PC/Linux:amarok.jpg]

メディアプレイヤーのAmarokが最高です。iPod shuffle (1G)の曲管理がiTunesに匹敵するくらい使い勝手が良い。iTunesで曲管理したくなかったため*1、Windows + WinAMP/foobar2000でやっていましたが、Amarokに移行~

*1 : 音楽ファイル管理もiTunesでさせないといけないのがねぇ…

かえで的iPod shuffle (1G)曲管理ツール評価

Amarok >= iTunes > foobar2000(foo_pod) >>> WinAMP

2007/07/29(日)[SUSE] rpmパッケージインストール時のハマリどころ

openSUSEでrpmパッケージを追加するには、YaSTを利用して行うのが一般的のようです。
YaSTでパッケージ追加を行うにはKonquerorからrpmを開けば以下のような画面となります。

[album:PC/Linux:rpm01.jpg]

ここでYaSTでパッケージをインストールを選べば以下のようなrootのパスワードを要求する画面が出てきます。

[album:PC/Linux:rpm02.jpg]

ここで、rootのパスワードを入力した後に決して「Enter」を入力してはいけません「OK」をクリックして決定する必要があります。
Enterを入力するとインストールを行うことができないばかりか、パッケージデータベースにアクセスした状態のままとなり、再度インストールを試みた場合に以下のようなエラーが発生してしまいます。

[album:PC/Linux:rpm03.jpg]

ここで、インストールを行うにはパッケージデータベースにアクセスしているプロセスをkillしなければいけません。それにはコンソールを開いて以下のように入力し調査します。

$ ps -ax | grep kdesu

いくつかのプロセスが表示されますが、この中で○○.rpmというファイルを引数に持つプロセスがあるはずでのでこれをkillすればいいことになります。

[album:PC/Linux:rpm04.jpg]
具体例として上のような結果が表示された場合、「5415 pts/2 Ss+ 0:00 kdesu -n --nonewdcop -- /opt/kde3/share/apps/krpmview/setup-temp-source /data/libdvdcss-1.2.8-2.network.i386.rpm」がkillする対象となりますので

$ kill 5415

でプロセスを殺すことができます。プロセスを殺すことができたら再度冒頭の手順を踏み、パスワード入力時にEnterで決定することのないようにすればインストールを行うことができるようになります。

2007/07/22(日)[SUSE] VMware Player を入れてみた

[album:2007:vmware.jpg]
ほぼCPU利用率が100%(HT対応CPUなのでtopでは200%)になってしまいますが、VMware Player上にインストールしたWin2k上でSummerDays Ver2がストレスなく動いています。
この程度のスペックを要求するゲームなんかはVMware上で、それ以上のスペックを要求する場合はネイティブ動作するWinXPでという使いかたをしようかと。

本当にWindowsでしかできないこと以外(ブラウジングとか)はLinuxに移行できそうです。

2007/07/21(土)openSUSE 10.2 インストール

新規購入マシンに何かLinuxを入れようかと、ということでディストリビューション選び。

候補ディストリビューション

  • Fedora

なんというか、懲りましたw。安定して長く使いたいので却下

  • Vine Linux

日本語環境が充実しているのはいいんだけどね…

  • Debian GNU/Linux

日本語回りでいろいろ面倒らしい

  • Ubuntu (Kubuntu)

Debian使うならこっちの方がいいらしい

  • Turbo Linux

有償だし。フリーだとTurbo Linux 7となってしまう。…今さらだよなぁ。

  • Slackware / Plamo

Slackware系は使ったことがないので興味がある。「漢ならSlackware」らしいですよ。
けどPlamoは誰かさんが苦労してたし…

Xen

今回Linuxを導入する目的の1つとしてXenによる仮想デスクトップ環境を試してみたいというのがあり、そうなるとXenのドメイン0として動作させることができるディストリビューションで定評のあるものにFedora, Debian, SUSE辺りでしょうか。

Xenとの相性がいいらしいSUSEを今回は入れてみることにします。

openSUSE Linux 10.2

名前だけは聞いたことがあるけど、どんなものかは詳しく知らなかったので調べてみる。

  • 商用のSUSE Linuxのソースをユーザコミュニティに開放してフリーで開放したものがベースになっているらしい。Red Hat LinuxにおけるFedoraみたいなものか。
  • 大本はSLSとSlackwareがベースらしい。でも最近ではRPM形式のソフト管理を導入している。
  • 伝統的なUNIXのディレクトリ構成を採用
  • 安定性重視で比較的枯れたソフトを採用

何かよさそう。ということでopenSUSEを入れてみました。

入れてみた

  • インストールはGUIで楽々
  • KDEなどは/opt以下に入れられるので/を大きくとるか/optをパーティションで用意する必要がある
  • YaSTによるシステム管理が強力
  • オフィススイートにOpenOffice.org, ブラウザにFirefox, メディアプレイヤーにRealPlayerを採用。デフォルトで一通りのソフトが揃っている
  • KメニューのスタイルをSUSEにすると非常に使いづらい
  • ソフトの追加をする際にインストールメディアを要求される。面倒。

まだあまり使い込んでいないため、よくわかっていない点もありますがGUI環境としてはなかなかよさそうですね。

2007/01/16(火)DYNABOOK SS PORTAGE 3000CTにVine Linux 4.0インストールログ

\2kで購入したノートで遊ぶ為にLinuxをインストールすることにする。
Distoributionは日本語環境構築に苦労しなさそうなVine Linuxの最新版(4.0)。

パッケージ導入の方針

  • GNOMEは使わないため、GNOME関連のツールはインストールしない
  • サーバ系のプログラムはSSHのみ
  • パッケージを利用する為開発環境もインストールしない
  • その代わりエディタ環境は充実させる(Emacsなど)
  • 必要最低限のパッケージだけ導入し、後は必要に応じてaptで導入する

上記のようにパッケージ選択を行い、700MB程度に収めました。

パーティション分割

/hda1 /boot : 80MB
/hda2 swap : 128MB
/hda3 / : 1875MB

インストール

DYNABOOK SS PORTAGE 3000は1スピンドルノートなのでCD-ROMドライブやFDDは存在しません。また、昔のノートPCの為LANも搭載していません。USBのFDDからインストーラーでも起動できれば苦労はしなかったのですが、残念ながらUSBからのブートもできないようなので、先日NetBSDを導入したマシンを使うことにします。

必要なもの

  • 3.5インチ/2.5インチ ATA I/F変換コネクタ

手順

  1. ノートPCからHDDを取り出し、変換コネクタを利用しデスクトップPCに接続します。この際、元々付いていたデスクトップPCのHDDは外しておきます。
  2. インストールCDからデスクトップを起動し、Linuxをインストール
  3. インストールが完了したらデスクトップからHDDを取り外し、ノートPCに取り付ける
  4. ノートPCで起動することを確認

注意点

他のマシンを借りてLinuxをインストールする場合、CPUのアーキテクチャ(i586とか)に気を付けて下さい。

  • i586: Pentium / MMX Pentium / K6シリーズなど32bitCPUの比較的古いもの(Socket7世代)
  • i686: Pentium Pro/ PentiumII/III/4 / Athronなど32bit CPUの比較的新しいもの(Socket8/370/Slot1以降)

インストール後

問題なくインストールが完了すれば、自動的にXが起動し、Xからログインが可能です。しかしながら、GNOMEをインストール対象から外してしまった為、twmによるウィンドウマネージャが使われています。twmだとあまりにしょぼーんな感じですので、デスクトップ環境を導入することにする。

Vine Linuxで用意されているデスクトップ環境としては下記のものがあるらしい

  • KDE
  • XFce
  • Window Maker
  • blackbox
  • fluxbox
  • fvwm2

KDEとXFceはデスクトップ環境構築に必要なパッケージがセットになって提供されている為、面倒なくデスクトップ環境が手にはいる。KDEを入れたらGNOMEと大差がないし、XFceを導入することにする。

#apt-get update
#apt-get install task-xfce

ノートPCにHDDを接続する

一通り設定が完了したのでHDDを取り外しSS 3000CTにHDDを接続し、おもむろに電源を投入。……おお、Vineが起動している(感動)。途中でハードウェアの構成が変わった為、再設定を促されるので適当に設定する。

起動が完了し、コンソールのログイン画面が表示される。本来ならここでXに切り替わりグラフィカルログイン画面に切り替わるが、切り替わらない。どうやらXの起動に失敗している模様。

Xconfiguratorで再設定をしてやる必要があると考え、rootでログインし設定ユーティリティを開く(#setup)。設定ユーティリティの中の「X Window Systemの設定」で設定してやればいいのだろうが、選択してもXconfiguratorが起動しない。……もしかして入ってない?Xconfiguratorを入れるにはapt-getする必要があるのだが、SS 3000CTにはLANカードがない為、パッケージを取り寄せることができない。xorg.confを手動で書き換えることも考えたが、xorg.confを開いてみて面倒そうなので断念。

家に帰らないとPCMCIAなLANカードがない為ここで断念。LANカードを持ってこなかったのは失敗でした。

続き

NE2000互換なPCMCIAなLANカード(10BASE-T)を接続し、起動。これでようやくXconfiguratorがインストールできます。

#apt-get install Xconfigurator

Xconfiguratorが導入されれば設定ユーティリティからXの設定が行えるようになりました。NeoMagic(ビデオチップ)は検出されましたが、ビデオRAM容量、解像度/色深度、ディスプレイの設定は手動で選択してやる必要がありました。

ディスプレイの設定

640x480 8bit
800x600 8bit
640x480 16bit
800x600 16bit

24bitカラーを指定したらエラーを吐かれた為、このディスプレイでは対応していないのでしょう。

その他のカスタマイズ

ログイン直後に立ち上がっているプロセスを確認したら70も立ち上がっていました。有効になっているサービスを確認したら全サービス中7割くらい有効になっていました。…立ち上がりすぎじゃね?何かこういうところにRedHat派生のディストリなんだなと妙に感心しています。
#デフォルトでcpuspeedとかirqbalanceとかが有効になってたし…

サービス選択の際の参考

FC5/6のサービス一覧
Vineのサービス一覧

X on 3000CT

くそ重いGNOMEを切ってXFceを導入していたのでそこそこ軽く動きます。グラフィカルログイン(gdm)画面までで使用メモリは約16MB、ログイン後で約24MBのメモリ消費量でした。Firefox2を使ってみましたがさすがに重かった。

今後の課題

音が鳴らないので鳴るようにしたい。ALSAからはサウンドチップの認識が行えているようだけどXFceのツールからは認識していない。

メモ

古い東芝系のノートPCでBIOSに入る方法: Escを押しながら電源投入