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2006/05/31(水)螺旋回廊2
私はあくまでも純愛系のストーリーが好きなので、このような辱ゲーに
分類される類のゲームにはあまり手を出しません。
その私が螺旋回廊2に手を出したのはI've Sound採用のゲームであり、
他に類を見ない独特のシステムを持っていたため興味を引かれたためでした。
まぁ、勧めてくれた人が「電波なストーリー」という説明をしてくれたのも、
プレイする大きな要因となったことも否定はしませんが。*1
どんなゲーム？
ruf曰く「サイコ系サスペンスアドベンチャー」というジャンルらしいですが、これだけではどのようなものかはよく解りませんよね。
簡単に説明すると、各登場人物はそれぞれ事件に巻き込まれてしまい、
破滅へ向かってしまうのを回避するために足掻く訳ですが、この時とった行動が
別の登場人物にも影響するというシステムが最大の特徴です。
システム的には、サウンドノベル「街」や、EVEシリーズのようなものに近いと思いますが、
「街」やEVEシリーズは各主人公を切り替えながら時間軸的に少しずつストーリーを進めていくのに対し、
螺旋回廊2ではある主人公Aのストーリーを最後まで進めて、それ以外の主人公は
主人公Aのストーリーで取った行動が反映されたシナリオ展開となるという点で異なっています。
特に、ある主人公が取った行動がそれ以外の登場人物に影響を与えるため、
どの選択肢を選ぶとどうなるかという所謂「フラグ」がプレイヤー側は推測しづらく、
ストーリー全体の把握は非常に困難を極めそうです。
お話とか
各主人公はそれぞれ事件に巻き込まれる事となるのですが、巻き込まれる事件が現実世界にあり得る類のもので非常に良くできたシナリオであると思います。
自分の親類が誘拐されるとか、陵辱シーンをビデオに撮られていてそれをネタに脅されるとかです。
辱ゲーによくあるような「ありえない」ような舞台設定ではなく、
「ありえる」舞台設定を用意し、プレイヤーがいつゲームの主人公と同じような境遇に
立たされてもおかしくないという点で、ある意味でのリアリティを感じることができます。
どこかのレビュー記事で読んだ「これ以上のものを作ってしまったら社会的にヤヴァイ」というのも頷けます。
と、いうか、すでに社会的にヤヴァイものが出来上がってしまっている気がしますが…。
あまり愉快とは言えないストーリーが多いため、プレイヤーの心の健康のためにも
１日１時間程度のプレイに留めておくことをお勧めします。
まだ１周目の２人目が終わった段階で、全体のストーリーについてぼんやりと解りかけてきたといったところです。
が、シナリオ的にもストーリー的にも名作であることには間違いないでしょう。
2006/05/28(日)Summer Daysの体験版をやってみた
システムとか
システムは、前作School Daysと異なり、ageの汎用シナリオプレーヤーであるrUGPが採用されています。rUGPを採用することにより、School Daysで発生したマカフィーのアンチウィルスソフトがインストールされている環境で激重モード*1に入ることなく、比較的快適にプレイできるようになりました。
ソフトの安定性にも、rUGPを採用していることで向上しているような気がします。ちよれん万歳。
また、デフォルトで字幕モードを搭載し、School Daysであった数々の不具合や操作性に対する不具合がが無駄になることなく反映されているように見受けられました。
ストーリーとか
体験版でプレイ可能なのは第1話で、Summer DaysはSchool Daysのスタート地点(2学期が始め)より前(夏休み中)に刹那といい感じになることができたらどうなっていたかというifのストーリーが展開されるようです。第1話をかいつまんで書くと、風邪を引いてしまった世界の替わりに刹那がバイトに行き、その帰りに誠に出会うというようなもので、この時点ではSchool Days第1話にあったような君望的な展開には発展していません*2。
ましてや、誠がヒロインの誰かに殺されるといった展開を予測できるはずもなく、この時点では一般的な純愛系ギャルゲーと言ってもいいでしょう。
しかしながら、School Daysのサイドストーリーですので、(私は)そのような展開を非常に望んでいますｗ
と、話が逸れてしまいましたが、School Daysでも第1話は選択肢は何個かあったものの第1話でストーリーが分岐することは無かったため、Summer Daysでも同じようなストーリー展開になると考えられます。
誠登場時点での彼の性格はSchool Daysと大して変わることは無いと考えられますので、第2話あたりで他のヒロインが登場し、第3話あたりで2学期に突入し、他のヒロインとの進展があり誠の心が揺れ動き、第4話あたりでドロドロとした展開になるのではないでしょうか？
最終的にどのような感じにBAD ENDを迎えるかが今から非常に楽しみですｗ*3
その他、適当に
もう予約受付終了してしまいましたが、今回も制服セット販売があるそうです。\39k也。体験版にインストーラーを使用するのはやめて頂きたく思います。しかも重々なWindows Installerだし。
前作School Daysでは既読スキップ機能が無かったため非常に苦労した覚えがあります。システムがrUGPになったことでこの機能が搭載されることを期待。
あと、シーン閲覧モードみたいなものとか到達したエンディング一覧などが見れるおまけモードの搭載を希望。
最近、暇がない上に積んでるゲームも結構あるため発売日に購入するかどうかは微妙なところ。
購入したら廃人プレイに近いプレイの仕方をしそうなので自重した方がいいかも。
タイトル画面にはSchool Daysのヒロインに加え新キャラらしい人物も描かれていたので彼女たちのストーリーもあると予測できますが、どのように絡んでくるのでしょうか？このあたりは結構期待。
と、いうか心(言葉の妹)が第1話に出てきた気もしますが、School Daysをプレイしたのはほぼ１年前になりますのでいまいち自信が持てません。
2006/05/04(木)planetarian
\3kの商品に\5kくらいの値段が付いてくるようです。
かえではラノベを読む為にさっさと開封してしまいましたがｗ
ちなみに、ゲーム自体は未開封のままですｗｗｗ
ところで、このゲームのテクニカルマニュアルにはWin95向けのトラブルシューティングが載っていますが
このゲームはWin98以降のみのサポートです。
今後出るであろうゲームもWin95がサポートされることはないと思いますし、そろそろ改訂した方がいいと思うんですが、どうなんでしょう？