Kubuntu 8.04にCompizを導入したらマウスオーバーでフォーカスが移る様になってしまった場合の対処

2009/01/01 PC::Ubuntu

Linux環境ではKDE3.5.x環境を愛用して使っているのですが、処理能力が制限されるノートPCでは若干重い気がしていたので、自分をごまかす体感速度の向上を図るためにCompizを導入しました。が、ウィンドウのフォーカスがマウスオーバーで移るようになってしまい、非常に使い勝手が悪くなってしまったので、元のクリックしてフォーカスを取得する設定に戻した時のメモ。

環境

  • lenovo IBM ThinkPad X41
    • Pentium M 1.6GHz (低電圧版)
    • 1.5GB RAM
  • Kubuntu 8.04.1
    • Kernel: 2.6.24-19
    • KDE: 3.5.9
    • Compiz 0.7.4

Kubuntu 8.04でCompizを有効にする方法

Kubuntu 8.04のリリースノートに記されている通り、[Kメニュー - システム - Desktop Effects]からCompizエンジンをインストールすることが出来ます。

で、Compizエンジンをインストールして効果レベルを「効果なし」以外を選択すると、表題の通りマウスオーバーでフォーカスが移るようになってしまいます。

Compiz環境でクリックでウィンドウフォーカスを取得する設定を行う手順

1. Compiz Desktop Effectsで「効果のカスタマイズ」を選択

2. Compiz設定マネージャを導入

$ sudo apt-get install compizconfig-settings-manager

compizconfig-settings-managerを導入すると、[Kメニュー - 設定]の下に「Advanced Desktop Effects Settings」が追加されます。

3. CompizConfig 設定マネージャからフォーカス関連を設定する

追加された「Advanced Desktop Effects Settings」から起動できます。
フォーカス関連を通常のKubuntuデスクトップ環境と同等とするには以下を弄ります。
[一般] - [General Options] - [Focus & Raise Behavior]

以下にチェックを入れます。

  • Click To Focus
  • Raise On Click

設定を弄るとどういうわけかクラッシュするので、一度ログアウトする必要があります。

Compizを導入してみて

エフェクトがかかるので若干処理は重くなっているはずなのですが、体感速度は上がった様に感じられます。Compiz万歳。これでますますVista & Aeroデスクトップなんかを使う気がしなくなりましたw

Ubuntuインストール後にinitramfs(busybox)となり起動できない場合の対処

2008/12/29 PC::Ubuntu

インストールは正常に完了するものの、インストール後に起動しようとするとinitramfs(busybox)のコンソール画面となってしまう場合の対処

環境

  • Ubuntu 8.10/amd64
  • IBM IntelliStation A Pro (6217)
    • Opteron 254 (2.8GHz) × 2
    • 4GB RAM
    • IDE HDDにUbuntu 8.10を導入

解決方法

grubのkernelオプションに"generic.all_generic_ide=1"を加えることでUbuntuを起動させることができるかもしれません。
起動できたら、毎回kernelオプションに追加するのは面倒なのでgrubの設定ファイル(/boot/grub/menu.lst)に同様にオプションを追加する。

使用者情報を変更する

2008/12/26 PC::Tips

システムのプロパティで表示される使用者(所属名・所有者)を変更するレジストリエントリ。

Windows XP Professional SP2/SP3で動作確認しました。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion]
"RegisteredOrganization"="OrganizationName"
"RegisteredOwner"="OwnerName"

使い方

  1. メモ帳などの適当なプレーンテキストエディタで上記をそのまま貼り付ける
  2. OrganizationNameを所属名にしたい任意の文字列に変更
  3. OwnerNameを所有者名にしたい任意の文字列に変更
  4. 拡張子をregにして保存
  5. 管理者権限を持つユーザでレジストリエントリを取り込む

これで使用者情報が変わっているはずです。

と、いうか

正規の方法でこのエントリを変えることができないのはどうかと。さらに、HPの某ノートPCはなんでXP導入時*1ここの値を設定させないのかと小一時間問い詰めたい。

*1 : 箱から空けてはじめて電源入れたときのセットアップ

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-xxx

2008/12/20 PC::Linux/BSD

Red Hat系のディストリビューションでのネットワークデバイスの設定ファイルの書式メモ。

設定項目

  1. DEVICE
  2. BOOTPROTO
  3. ONBOOT
  4. HWADDR
  5. IPADDR
  6. NETWORK
  7. NETMASK
  8. BROADCAST
  9. GATEWAY
  10. USERCTL
  11. TYPE

各設定項目の説明と、取るべき値

1. DEVICE

ネットワークデバイス名。デバイス名は/etc/modprobe.confにて設定されているエイリアスでかつ、ifcfg-eth0ファイルであれば"eth0"を指定する必要がある。

2. BOOTPROTO

IPアドレスを外部から取得する場合のプロトコル。

none, static
インターフェイス起動時にプロトコルを指定しない。もしくはこのデバイスは静的にIPアドレスを設定する場合。
dhcp
DHCPサーバからIPアドレスを取得する
bootp
BOOTP(BOOTstrap Protocol)を使用する場合

3. ONBOOT

OS起動時にこのインターフェイスを有効にするかの指定

yes
有効
no
無効

4. HWADDR

デバイス名と関連付けるMACアドレスを指定。HWADDRを指定することで、例えばifcfg-eth0にて関連付けられているNICのPCIスロットを変更した場合に、eth0がeth1になることはなく、常にeth0として認識される。

記述例

HWADDR=XX:XX:XX:XX:XX:XX

5. IPADDR

静的IPアドレスを指定する場合のIPアドレスを指定

6. NETWORK

静的IPアドレスを指定する場合のネットワークアドレスを指定

7. NETMASK

静的IPアドレスを指定する場合のネットマスクを指定

8. BROADCAST

静的IPアドレスを指定する場合のブロードキャストアドレスを指定

9. GATEWAY

静的IPアドレスを指定する場合のゲートウェイアドレスを指定

10. USERCTL

インターフェイスの有効/無効化の制御をユーザ権限で実行可能にするかの指定

yes
ユーザ権限で切替可能
no
ユーザ権限で切替不可

11. TYPE

インターフェイスの種類を指定。イーサネットなら値は"Ethernet"

MIKO GNYO/Linux 3.6 on USBメモリ

2008/12/06 PC::Linux/BSD

MIKO GNYO/Linux 3.6をUSBメモリ上にインストールしたときのメモ。MIKO GNYO/LinuxのオフィシャルでUSBメモリにインストールする方法が公開されていますが、いくつかわかりづらい点があったので記事化。

用意するもの

  • MIKO GNYO/Linux 3.6 *1
  • 1GB以上のUSBメモリ*2
  • Linux or Windows端末
  • syslinux

*1 : isoファイルのままでも構いませんが、中のファイルを取り出せる必要があります

*2 : MIKO GNYO/Linux 3.6にて提供されている仮想マシンイメージをインストールする場合は8GBクラスのUSBメモリが必要です

用意したもの

手順

仮想マシン機能を利用しない場合の手順。

  1. USBメモリをFAT/FAT32でフォーマットする*3
  2. USBメモリの空き容量を1GB以上確保する
  3. MIKO GNYO/Linux 3.6のDVDメディア上のファイルのうち、vmフォルダ内のファイル*4以外の全てをUSBメモリに転送する
  4. 以下のファイルをリネームする
    • isolinuxフォルダをsyslinuxに
    • isolinuxフォルダ内のisolinux.cfg、isolinux.txtをsyslinux.cfg、syslinux.txtに
  5. ダウンロードしてきたsyslinuxを展開するとwin32フォルダの中にsyslinux.exeがあるので、コマンドプロンプトから「syslinux -ma X:*5」を実行しブートローダをインストールする。

*3 : 既にフォーマットされている場合は必要ありません

*4 : 仮想マシンイメージです

*5 : XはUSBメモリのドライブレター

動作確認

USBメモリからのブートをサポートする適当なマシンで起動させてMIKO GNYO/Linuxが起動すれば成功です。私はThinkPad X41でテストしました。

所感

  • MIKO GNYO/Linux自体はUbuntuのLive CDをベースとしているようで自分が欲しい環境がない。
  • CD/DVDブートイメージをそのままUSBメモリブートイメージとしているので、それまでの変更はシャットダウンしてしまうと消去されてしまいます*6
  • USBメモリのパーティションを切るとかの操作はしていないので、MIKO GNYO/Linuxのイメージと通常のUSBメモリの共存は可能。

自分の環境が保持できない以上*7持ち運びしやすいLive CDと変わりません。バリバリにカスタマイズしたLinux環境が欲しいのであれば8GBクラスのUSBメモリのパーティションを切ってLinux環境をインストールした方が幸せになれそうです。

と、いうわけで次回予告。「USBメモリにLinux環境をネイティブインストールする」

*6 : つまりLive CDで動作させているのと変わらない

*7 : 方法はあるのでしょうけど面倒くさそう