2006/12/28(木)NetBSDにlainWMインストールログ

http://www.lainos.org/
気になっているウィンドウマネージャ。
試してみた。

インストール

/usr/local/binにLainWM-1.3Alpha.tar.gzを置く

# tar -xvzf LainWM-1.3Alpha
# cd LainWM-1.3Alpha
# ./configure
# make
# make install
# vi ~/.xinitrc
以下の一行を追加

exec /usr/local/bin/lainwm

初起動

$ startx
「Shared object "libfreetype.so.9" not found」と言われ起動できない

調査

# ldd /usr/local/bin/lainwm
lainwm:
-lfreetype.9 => not found
-lz.0 => /usr/lib/libz.so.0
-lSM.6 => not found
-lICE.6 => not found
-lX11.6 => not found
-lfreetype.6 => /usr/pkg/lib/libfreetype.so.6
-lexpat.1 => /usr/pkg/lib/libexpat.so.1
-lfontconfig.1 => /usr/pkg/lib/libfontconfig.so.1
-lX11.6 => /usr/X11R6/lib/libX11.so.6
-lXrender.1 => /usr/pkg/lib/libXrender.so.1
-lXft.2 => /usr/pkg/lib/libXft.so.2
-lXext.6 => not found
-lstdc++.5 => /usr/lib/libstdc++.so.5
-lm.0 => /usr/lib/libm387.so.0
-lm.0 => /usr/lib/libm.so.0
-lgcc_s.1 => /usr/lib/libgcc_s.so.1
-lc.12 => /usr/lib/libc.so.12
# find / -name libfreetype.so.9
/usr/X11R6/lib/libfreetype.so.9
...

解決策

# echo "/usr/X11R6/lib" >> /etc/ld.so.conf
# /sbin/ldconfig
# ldd /usr/local/bin/lainwm
/usr/local/bin/lainwm:
-lfreetype.9 => /usr/X11R6/lib/libfreetype.so.9
-lz.0 => /usr/lib/libz.so.0
-lICE.6 => /usr/X11R6/lib/libICE.so.6
-lSM.6 => /usr/X11R6/lib/libSM.so.6
-lX11.6 => /usr/X11R6/lib/libX11.so.6
-lexpat.4 => /usr/X11R6/lib/libexpat.so.4
-lfontconfig.1 => /usr/X11R6/lib/libfontconfig.so.1
-lXext.6 => /usr/X11R6/lib/libXext.so.6
-lXrender.1 => /usr/X11R6/lib/libXrender.so.1
-lXft.2 => /usr/X11R6/lib/libXft.so.2
-lstdc++.5 => /usr/lib/libstdc++.so.5
-lm.0 => /usr/lib/libm387.so.0
-lm.0 => /usr/lib/libm.so.0
-lgcc_s.1 => /usr/lib/libgcc_s.so.1
-lc.12 => /usr/lib/libc.so.12

#startxで無事に起動

参考にしたとこ

http://webcraft.jp/lain.htm
http://hpv.cc/~maty/pukiwiki1/index.php?lainOS

2006/12/19(火)[NetBSD] lost interrupt

NetBSDでHDDへのアクセスが頻繁に行われるとlost interruptと出るのが非常に気になっています。

エラーメッセージ

aceride0:0:0: lost interrupt
type: ata tc_bcount: 4096 tc_skip: 0
aceride0:0:0: bus-master DMA error: missing interrupt, status=0x21
wd0e: DMA error writing fsbn 1470428 of 1470428-1470431
  (wd0 bn 5383547; cn 5340 tn 10 sn 21), retrying
wd0: soft error (corrected)

40芯のIDEケーブル使ってるのが原因かなぁ…。でも、ケーブルだとすると40芯のIDEケーブルはUDMA-2(UATA/33)まで対応しているはず何だけどなぁ。とりあえず今度80芯のIDEケーブルに変えてみよう。

2006/12/19(火)NetBSDにKDEインストールログ

GNOMEは慣れてるけど他のウィンドウマネージャーはあまり使ったことが無いのでKDEを入れてみることに。
とりあえず、それっぽいディレクトリに移動してやってみた。

# cd /usr/pkgsrc/x11/kde3-i18-ja
# make install

さて、どうなることやら。

途中経過 2006/12/19

make installを入力してから6時間ほど経ちました。
どのくらい進んでいるかはわかりませんが、swap領域のアクセスによる待ち時間が多く発生している模様。やはり64MBの実メモリでは少なすぎる(当たり前)。

今度腐りかけているPC100のメモリでも載っけて増強を計らなくては。

途中経過(2) 2006/12/19

make installを入力してから20時間ほど経ちました。
現在qt3-toolsをコンパイルしている模様。

KDEのインストールには

  • qt
  • arts
  • kdelibs
  • kdebase
  • kde-i18n

の順で行われるようなのでまだまだ先は長そうです。

途中経過(3) 2006/12/20

30時間経過。現在kdelibsをコンパイルしている模様。
半分くらい?

途中経過(4) 2006/12/20

ようやくコンパイルが終わりました。
コンパイルをはじめてから40時間かかったことになります。

kdebase 2006/12/22

kdebaseがどうやらインストールされなかったようなのでインストール。……コンパイル終了。

/etc/X11/xinit/xinitrcのtwmから最後までをコメントアウトし、startkdeを書き加える。

で、startxをすると無事KDEが起動。言語設定で日本語を指定してやるが、文字化けしまくってしまう。まだ何か足りないのか。

kde3 2006/12/22

その後、色々調べた結果、どうやらKDE3をインストールするには
/usr/pkgsrc/meta-pkgs/kde3
でmake installをすればいいらしい。

現在コンパイル中。

追記 2006/12/26

無事KDE3のコンパイルが終了。
おもむろにstartxと入力するとKDE3が起動します。
が、日本語フォントが無いため文字が化け化けですorz

適当な日本語フォントをインストールする必要があり、私はさざなみフォントをインストールしました

# cd /usr/pkgsrc/fonts/ja-sazanami-ttf
# make install

インストールが終わったらKDE3を起動し、日本語が正しく表示できていることを確認。

2006/12/19(火)NetBSD 3.1 インストールログ (2)

前回の続き

時刻の設定

表示される時刻がUTCになっているので日本の時刻が表示されるようにする。

とりあえず、現在の設定を確認。

# sysctl kern.rtc_offset
kern.rtc_offset = 0

このようにオフセットが0分なのでUTCがそのまま利用されている。

で、変更方法。

# gdb --write /netbsd
(gdb) set rtc_offset=-540*1
(gdb) quit

オフセットを設定して再起動すると有効になっている。

# sysctl kern.rtc_offset
kern.rtc_offset = -540

インストール時にタイムゾーンを指定しなかった場合、以下のようにして指定する。

# rm -f /etc/localtime
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

*1 : UTCからのオフセット(分)を指定。日本は-9時間なので-540分。

ホスト名の指定

/etc/rc.conf

hostname = KaedeBSD.example.com

ユーザーの追加

以下の設定で追加する場合

  • ユーザー名: Kaede
  • 所属グループ: user
  • suの可否: 可能
  • ホームディレクトリの作成: する
  • デフォルトシェル: bash
# groupadd user
# useradd -G wheel -g user -m -s /usr/pkg/bin/bash Kaede

追加したユーザのパスワード設定

パスワードを設定しないとログインできない為、設定を行う。

# passwd Kaede

2006/12/15(金)NetBSD 3.1インストールログ

nabeさんがLinuxと格闘しているので自分もBSDと格闘してみることに。で、選んだのはもちろんNetBSD。NetBSD 3.1と3.0.2があり、3.0.2の方が最近リリースされたものだったのだが、何となく数字が大きい方が先進的だろうという勝手な思いこみで3.1を選択。

利用マシン

MicroATXケースとして利用しようと思い、廃棄処分待ちであったところを救出したIBM Aptiva E Series 273で行うことにする。

スペック

  • Chipset : ALi Aladdin V
  • CPU : AMD K6-2 400MHz (L1:64KB/L2:512KB)
  • RAM : PC100 64MB
  • HDD : 8GB
  • Video : ATi RAGE 3D Pro Turbo 8MB (AGPx2相当のオンボード)

詳細なスペック

インストール

何というか、シンプルというか、ぶっきらぼうというか。少なくともユーザーフレンドリーではないインストーラーの指示通りに進めていく。はまったところと悩んだところは以下の通り。

media type?

ftp経由でインストールしたが、途中でmediaを指定しろと言われる。デフォルト値はautoselectになっていたのでそれを指定してやっても先に進むことができない。

FreeBSDの達人と2人で悩むこと数分。
ディスプレイに表示されていたmanualを指定してやってようやく先に進むことができた。

シェル

インストールの最後の方でシェルを選ぶのだが、以下のものが用意されているらしい。

  • sh
  • ksh
  • csh

……bashはないんですか?
私はbashしか利用したことのない人間で、これらの違いがよく解らなかった為、とりあえずcshを選択。

初起動

とりあえずrootで入って初期設定をする。
が、cshのあまりの使いにくさに耐えきれず、何よりも先にbashを導入することにする。

pkgsrc.tar.gzをインストール。

tarを/usr/pkgsrcに展開するだけだが、ディレクトリを作りまくっているのは圧巻の一言。Windowsのファイルシステムだとこれだけで結構な容量を食ってしまうだろう。

bashをインストール

Package Collectionによるパッケージ管理は/usr/pkgsrcの下にある目的のパッケージのディレクトリに移動してmake installと入力するだけとのこと。
今回はbashなので/usr/pkgsrc/shells/bash2に移動してmake install。これだけ。

これだけの操作だけで自動でソースを引っ張ってきてくれて、コンパイルをしてくれるのは非常に便利かもしれない。

仮想端末の切替

bashのインストールはコンパイルを含む為、非力なマシンでは非常に時間がかかる。インストールをしている間に他の設定をするために仮想端末の切替をしようとAlt + F*を押したのだが、切り替えることができない。
調べてみた結果、Alt + Ctrl + F*で切り替えるらしい。