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Debianのサーバだけではなく、KubuntuのメインマシンにもVMware Serverを導入しているのだが、KubuntuマシンではどういうわけかUSBが利用できなかったので調べてみた。
VMware ServerはホストにUSBデバイス接続された際に、/proc/bus/usb/以下にUSBデバイスファイル*1が作成されることを期待しているようです。Debian etchではVMware Serverが期待するように/proc/bus/usb/以下にデバイスファイルが生成されますが、Kubuntuでは/dev/bus/usb/以下にデバイスファイルが生成され、/proc/bus/usb/以下には生成されません。このため、KubuntuをホストOSとする場合にVMware ServerはUSBデバイスを検出できず、結果としてゲストOSでUSBデバイスを利用できないということが起こっています。
/etc/init.d/mountdevsubfs.shを編集することで、/proc/bus/usb/以下にUSBデバイスファイル?が作成されるようにします。
# # Magic to make /proc/bus/usb work # #mkdir -p /dev/bus/usb/.usbfs #domount usbfs "" /dev/bus/usb/.usbfs -obusmode=0700,devmode=0600,listmode=0644 #ln -s .usbfs/devices /dev/bus/usb/devices #mount --rbind /dev/bus/usb /proc/bus/usb
上記部分のコメントを外す。
# # Magic to make /proc/bus/usb work # mkdir -p /dev/bus/usb/.usbfs domount usbfs "" /dev/bus/usb/.usbfs -obusmode=0700,devmode=0600,listmode=0644 ln -s .usbfs/devices /dev/bus/usb/devices mount --rbind /dev/bus/usb /proc/bus/usb
編集後に以下のコマンドを実行
$ sudo /etc/init.d/mountdevsubfs.sh
これでVMware Server Consoleで接続するとUSBデバイスが利用できるようになっているはずです。