2010/02/06(土)パソコン買った

手持ちのIntelliStation A Proをファイルサーバに仕立て上げようとしていたのだけど、どうにも不安定すぎて使い物にならない。
現象としては突然フリーズしたり、突然リブートがかかったり。

is-apro02.jpg

各種診断テストなどを行った結果、プライマリプロセッサー側のDIMMスロットが死んでいることが発覚した。しかも2スロット*1
このIntelliStation A ProはOpteron CPUのデュアル実装なので、セカンダリ側のDIMMスロットが死んでいるのであればシングルCPU構成で再生できたのだが、プライマリ側のDIMMスロットが全く利用できないのでこのマシンを利用するのは諦めるしかない。

is-apro01.jpg

*1 : スロット1~4のうち、DIMM#2, DIMM#3とペアとなる片方が両方とも死んでいるorz

そんなわけで

新しくデスクトップパソコン買いました

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ファイルシステムが格納されたファイルを作ってみた

2010/02/02PC::Linux/BSD

mkswapコマンドで、スワップ領域として利用する元としてファイルが指定できる。
50MBのスワップとして利用できるファイルを作成し、利用する一連の動作を実際にやってみた。

スワップ領域として利用するファイルの作成

# dd if=/dev/zero of=/tmp/swp bs=1M count=50
50+0 記録始め
50+0 記録終わり
52428800 バイト (52 MB) コピー終了, 0.109074 s, 481 MB/s

ファイルをスワップ領域として利用できるようにする

# mkswap /tmp/swp
スワップ空間バージョン 1 を設定します、サイズ = 51196 KiB
no label, UUID=b1e1f86f-1d8b-4fbf-9015-3b7543cb6730

/tmp/swpをスワップ領域として利用する

# swapon /tmp/swp

現在のスワップ領域に関する情報を表示

# swapon -s
Filename                                Type            Size    Used    Priority
/dev/sda5                               partition       4200956 0       -1
/tmp/swp                                file            51192   0       -2

で、本題

スワップファイルだけではなく、同じようにファイルシステムもファイルの中に作れるのではないか?(仮想ディスクとして扱うことができるのではないか?)

やってみた

先ほどと同様にファイルシステムを作成するための空ファイルを作成します。

# dd if=/dev/zero of=/tmp/virtualdisk bs=1M count=100
100+0 記録始め                                                           
100+0 記録終わり                                                         
104857600 バイト (105 MB) コピー終了, 0.199313 s, 526 MB/s  

ext3ファイルシステムを作成します。

# mkfs.ext3 -b 4096 -c -m 0 /tmp/virtualdisk 
mke2fs 1.41.4 (27-Jan-2009)                                      
/tmp/virtualdisk is not a block special device.                  
Proceed anyway? (y,n) y                                          
Filesystem label=                                                
OS type: Linux                                                   
Block size=4096 (log=2)                                          
Fragment size=4096 (log=2)                                       
25600 inodes, 25600 blocks                                       
0 blocks (0.00%) reserved for the super user                     
First data block=0                                               
Maximum filesystem blocks=29360128                               
1 block group                                                    
32768 blocks per group, 32768 fragments per group                
25600 inodes per group                                           

Checking for bad blocks (read-only test): done                                
Writing inode tables: done                                                    
Creating journal (1024 blocks): done                                          
Writing superblocks and filesystem accounting information: done               

This filesystem will be automatically checked every 21 mounts or
180 days, whichever comes first.  Use tune2fs -c or -i to override.

途中でブロックスペシャルデバイスではないと言われていますが、作成することはできました。


マウントポイントを作り、マウントしてみます。

# mkdir /tmp/vdisk
# mount -t ext3 -o defaults,loop /tmp/virtualdisk /tmp/vdisk/

何事もなくマウントできました。すげー。

mountコマンドと、dfコマンドで現在のマウント状況を表示してみます。

# mount
中略
/dev/loop0 on /tmp/vdisk type ext3 (rw)
# df -h
ファイルシステム            サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
中略
/dev/loop0             97M  4.1M   93M   5% /tmp/vdisk

この後実際に書き込んだりしてみましたが、問題なくファイルの作成とかもできてしまいました。Linuxすげー。

2010/01/24(日)iAudio 9買った

iPod shuffle 1G (512MB)をこれまで利用していましたが、容量が今となっては小さい上に、新規に取り込んだ曲はすべてflacで管理するようになり、いちいちトランスコーディングするのが面倒くさくなったため新しくオーディオプレーヤーを購入することにしました。

オーディオプレーヤー要件

  • flacに対応していること*1
  • アートワーク (ジャケット)表示に対応していること
  • 16GB以上の容量を持つこと
  • 小型であること
  • iTunesやSonicStageに相当する、プレーヤーに曲を転送するために特殊なソフトウェアが必要でないこと*2

上記の要件からiPod, Walkmanなどのメジャーなプレイヤーは選択肢から消えました(苦笑
で、候補に挙がったのがCOWON iAudio, iriver, Transcend MPシリーズあたりとなります。で、この中から選択するわけになりますが、iAudioの音質が結構良いらしいのでiAudio 9に決めました。

*1 : Apple Losslessとか利用する気にもなれません。ATRAC3/AACとプロプライエタリなフォーマットを利用してかなり後悔しているので(苦笑

*2 : メイン環境がLinuxなので。曲を転送するだけで専用ソフトが必要になるとか勘弁して下さい。もしくはLinux版もリリースして下さい(ぉ

届いた

iaudio9_1.JPG

ダンボールに包まれたシンプルな包装です。

iaudio9_2.JPG

中から本体を取り出したところ。思っていたよりも小振りでした。

iaudio9_3.JPG

内容物一覧。取説兼保証書、USBケーブル、イヤホン、あとはAudibleとかいうオーディオブック紹介のチラシとカード。

iaudio9_4.JPG

これまで利用していたiPod shuffleと並べてみました。あまり大きくはなっていないので持ち運びに苦労することはなさそうです。

iaudio9_5.JPG

ドキュメント類が含まれたCDがないと思ったらこんなところに含まれてました(苦笑

Amarok 1.4からiAudio 9に曲を転送できるようにする

/etc/fstabに以下を追加。ここに記載することでユーザー権限でマウントできるようにしたりしています。

LABEL=iAudio9   /media/iAudio9  vfat user,rw,noauto,codepage=932,iocharset=utf8  0  0

Amarokの設定からデバイスを追加します。

iaudio9_6.jpg

iaudio9_7.jpg

デバイスを追加したらメディアデバイス設定を行います。

iaudio9_8.jpg

接続前のコマンド, 接続切断後のコマンドでは/etc/fstabに設定を行ったため、mount マウントポイントで接続、切断できるようにしています。また、フォーマットにflacを追加することでflacファイルが直接転送できるようにしています。

「転送されたファイルの場所」では、iAudio 9のMusicディレクトリ以下に格納する設定をしています。

これで、AmarokからiAudioの管理ができるようになりました。

その他

  • EasyTagでFlac Vorbis形式で書き込んだタグ・ジャケットが表示できる。事前に調べた範囲ではジャケットをcover.jpgとしてflacファイルと同じディレクトリに置かなければならないとのことだったので、嬉しい誤算。
  • スマートプレイリストが曲名でソートされる。アルバム→曲順でソートして欲しいのだが。
  • 操作が独特。すぐ慣れますが。
  • サクサク利用できる。iriverだともっさりとのことだったのでiAudioにして良かったw
  • 液晶保護フィルムが高価(\1500程度)なので貼り付けていません。\16k程度で購入できるものに、そこまで投資する気もないので素のままで利用しています。弱いプラスチックを利用しているようで、早速傷が付きました(苦笑 傷つくのが嫌な方は保護フィルムを貼った方が幸せになれそうです。

追記 2010/01/26

  • 電池の持ち: FLAC Lv8でエンコードしていますが、10h程度しか再生時間が持たなさそうです。デコードの処理 + メモリへのアクセス量が増えるので仕方がないところでしょうか?
  • 設定により、HOLD状態でも音量調整・再生/一時停止などの操作を行うことが可能になります。もちろん、全ての入力を無効にすることもできます。便利です。
  • 一定時間経過後にディスプレイがオフになるのですが、HOLD状態で再表示させるにはHOLDを解除しなければならないのがいただけません。何らかのハードボタン押下時に表示できるといいのだけど。

iAudio9用液晶保護フィルムiAudio9 16GBシルバーiAudio9 16GBホワイトiAudio9 16GBブラック

2010/01/11(月)ましろテーマ

久しぶりにテーマを作成しました。

mashiro-100111.jpg

IE6/7で表示することは考えておらず、CSS3でサポートされる要素をいくつか利用したテーマとなります。
adiary C77 Special Edition用に作成したのですが、前述の通りIE6/7に対応していないためこれらのブラウザで開くと結構悲惨なことになります。
また、現状ではFirefox 3.0+のみ表示に問題ない状態で、IE8/Opera 10.1/Chrome 3.0/Konqueror 4.2.2で何点か不完全な部分が残っています(致命的な不具合はありませんが)。

現状の状態でPreview Releaseとして、近日中に公開されますのでお楽しみに。
今年の夏あたりにはIE6/7に対応、もしくはadiary v3に対応した形で正式リリースできるといいなあ。

2010/01/10(日)作業中

2年前の夏あたりに組んだファイルサーバの空き容量がかなり寂しくなってきたので、新しくファイルサーバを構築することにします。

とりあえず手持ちの機器で、システム領域のアレイを構築中。

#large: is not allow

バッテリ付きのアレイコントローラではないので、パフォーマンスが劣化しにくいRAID 1で構築しています。
後日同容量のディスクを買い足してRAID 10で再構成する予定です。

その後 2010/01/11

ビルドが完了したので、MIKO GNYO/Linux 4.0とか、VMware ESXi 3.5U5/4.0U1とかでブート使用としたところKernel Panicが起きて落ちてしまうことが発覚(汗
VMware環境でPSOD*1とかはじめて見ましたよ。

アレイコントローラに使用していたのはAdaptec AAR-2400AというパラレルATA 4chでIntel i960RS 100MHzなプロセッサを搭載しているモデルです。RAID 5構成時ではServeRAID-4Lxや、同じくAdaptecから出ているAAR-2610saに搭載されているIntel 80303 100MHzよりもパフォーマンスが悪いと思ってRAID 1で構成したのですが、この有様ですので深追いはせずに別の方法を考えることにします。

*1 : Purple Screen of Death: Windowsのブルースクリーンのような致命的なエラーが発生した場合に拝めます