ATOK X3 on Linux Mint 4.0 Xfce CE
ATOK X3 for LinuxをLinux Mint 4.0 Xfce CE BETA008に導入してみました。
日本語ローカライズ化されたLinux Mint 4.0 Xfce CEにはATOK X3の導入に必要なパッケージが一通り入っています*1ので、基本的にUbuntu 7.10でのインストール方法に従って行えば問題なくATOK X3が利用出来ます。
公式手順では全てのユーザをログアウト後にCtrl + Alt + F2でコンソール画面に遷移してから導入作業を行いますが、面倒なのでSSHで他のマシンからアクセスして行いました。その時のメモ。
インストールメモ
ATOK X3のインストール $ export LANG=C $ sudo mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /media/cdrom0 $ sudo touch /etc/gtk-2.0/gtk.immodules $ cd /media/cdrom0/ $ sudo bash ./setupatok_deb.sh ATOK X3 アップデートの適用 $ mkdir /tmp/atok_x3/ $ cd /tmp/atok_x3/ $ wget wget http://www3.justsystem.co.jp/download/atok/up/lin/atokx3up1.tar.gz $ tar xvz atokx3up1.tar.gz $ sudo bash ./atokx3up1/setupatok_up1_deb.sh ATOK X3の起動設定 $ sudo bash /opt/atok3/sample/setting_debian4.sh CDを取り出して終了 $ sudo eject /media/cdrom $ exit
これで任意のユーザでログインすればATOKが使える様になります。
ATOK X3 on Linux Mint 4.0 Xfce CE on ThinkPad s30
ThinkPad s30はPentium III Mobile 600MHzで、powernowdが有効になっていると300MHzで駆動します。一番心配だったのがATOK X3を導入することで低負荷モードが使い物にならなくなってしまうのではないかというところでした。が、そのようなことはなくSCIM + Anthyと同等程度の負荷で利用することが可能です。
また、Anthyではかな入力時に「ー」と「ろ」キーのkeysimが同じ為に不便を強いられてしまいますが、ATOK X3ではこのような問題もなく、Windows版と同様に快適な日本語入力を行うことが可能です。非常に良い買い物でしたw