2009/04/05(日)楽しみ

ナルキッソス3 バナー

ナルキッソス3がリリースされるらしいです。
発売日は4/27とのこと。

「シークレットゲーム-KILLER QUEEN-DEPTH EDITION」
もう一つ楽しみにしていたのが、FLATからリリースされるシークレットゲーム -KILLER QUEEN- DEPTH EDITION。
こちらは4/24発売。

GWはこれらで遊ぼうw
とりあえず応援バナーでもぺたりと。

2009/04/05(日)LOOX U C/30買った

既にモバイル用PCとしてはThinkPad X41を持っているのだが、もっと手軽に使えるPCが欲しいなぁと思い、富士通のFMV-BIBLO LOOX U/C30を購入しました。

loox-u30-0.jpg

そんなわけで、ファーストインプレッション

液晶

小さいことは覚悟していましたが、やっぱり小さいです。ワンタッチで1280x800から1024x600に変更出来るので、通常はこのサイズで利用することになりそうです。
タッチパネル機能を搭載しているので、スタイラスを突っつくことになるのですが、確実に傷が付くと思われます。
光沢液晶が気に入りません。

電池の持ち

カタログスペックでは6hとなっていますが、実測3h-4h程度でしょうか?

演算処理能力

Intel Atom Z520 (1.33GHz)を搭載していますが、演算能力としてはPentium 4 1.4GHz程度です。クロックを落としている状態でFlashをバリバリ使うようなサイトは結構辛いです。ニコニコ動画などを見ようとすると処理落ちが結構発生しますのでコメントを非表示にする必要がありそうです。
Pentium M程度の処理能力を期待している場合は注意が必要*1

*1 : 期待していた人間なので(苦笑

メモリ

1GB標準搭載で増やすことも減らすことも出来ません。富士通らしく、不要なソフトが大量に搭載されていて、かつそれぞれのアプリのメモリを大食らいで出荷時構成+セキュリティソフトをインストールしただけで700MBくらい使用します。
Win98の頃にActive Desktopでメニューバーを実装していたような、使い物にならないランチャーが3~40MBも食う上激重なので、常駐から外すことをお勧めします。

グラフィック性能

Intel GMA500を搭載しています。が、再生方式にオーバーレイが使えません。
GMA500は動画支援機能を持っていますが、対応していないソフトやコーデックだと全画面での再生は厳しいです。

キーボード

配列が前のモデルよりもいくらかましになったと思いきや、「. >」が妙なところにあります。
Fnコンビネーションでのサスペンドやハイバネーションが用意されていません。サスペンドぐらい用意して欲しかったのですが。

その他ハードウェアで気になったところ

指紋認証ハードウェアが付いていますが、スクロール機能が使えます。結構便利。
キーボードライトはキーを照らしてくれません。全く使い物になりません。ThinkPad的なものを期待している方は注意。
HDDのアクセスなどのステータスランプが青色LEDなのが非常に気に入りません。そんなところで自己主張しなくていいから目に優しい普通の緑色LEDにして欲しい。
NICは蟹の10/100を採用。別途ケーブルが必要なので使わないでしょうが。はぁ。

このクラスのモバイル機として利用していたsigmarion IIIとの比較

キーボード

loox-u30-1.jpg

圧倒的にsigmarion IIIの方が打ちやすい。
sigmarion IIIのキーピッチが14.1mmなのにLOOX U/C30の15.0mmキーピッチのキーボードの方が使いづらいというのはどういう事なんでしょう?
省略されたキーも多いし、もっと改善の余地がありそうです。

サイズ

loox-u30-2.jpg
loox-u30-3.jpg

厚みと奥行きは若干増して、横幅は小さくなりました。
重さは455gから565gと増加。この110gの差が結構重く感じます。
sigmarion IIIではギリギリポケットに入る大きさでしたが、LOOX U/C30は無理です。

比較してみて

sigmarion IIIでx86アーキテクチャのマシンが欲しくなりましたよ(苦笑
LOOX U/C30にはまだハードウェア的に改善の余地が大分ありそうです。

総論

間違っても1台目のPCとして購入してはいけません。絶対後悔します。メインのノートPCとしても微妙なところです。
普通のPCとして使うのであればSONYのVAIO Type Pの方が確実に幸せになれそうです。

Windowsのアクティベーション猶予期間終了後の挙動

2009/03/29PC::Tips

Windows Server 2003 評価版

確認したエディション: Windows Server 2003 Standard Edition R2 Service Pack 2 (x86) 評価版
14日間のプロダクトキー入力猶予期間がある。猶予期間終了後の挙動は以下の通り。

  • クライアントからのアクセス
    • リモートデスクトップ
      • ライセンス認証の手続きを促すダイアログが表示され、ログオンできない
    • ファイル共有
      • 共有フォルダにアクセス可能。特に制限は加えられていない。
  • ローカルアクセス
    • ローカルログオンしているユーザー
      • 強制的にログオフなどされず、普通に使用出来る
    • 新規にローカルログオンする場合
      • ライセンス認証の手続のみが可能

Firefox PortableでFlashがインストールされていないマシンでも再生出来るようにする

2009/03/08PC::Tips

Firefox Portableで自分のブラウザ環境を持ち運んで運用していますが、Flashがインストールされていないマシンや、微妙に古いFlashが導入されいるマシンだと再生したいコンテンツが再生出来なかったりして微妙に不便です。

と、言うわけでFirefox Portableを実行する環境に依存せずにFlashを再生出来るようにする方法。

環境

  • Firefox Portable 3.0.7
  • Flash導入環境
    • Windows XP Professional SP3
    • Firefox 3.0.7
    • Flash Player 10.0.12.36

やりかた

自分の管理下にあるマシンのうち、FirefoxでFlashが再生できるものがあることが前提。

以下の2つのファイルをFirefox Portable導入フォルダ以下のData\pluginsにコピー。

  • WINDOWS\system32\Macromed\Flash\flashplayer.xpt
  • WINDOWS\system32\Macromed\Flash\NPSWF32.dll

以上。

エビデンスを示してみる

Flashが導入されていない環境での検証結果

Flashが導入されていない環境での挙動確認。

  • VMware Workstation 6.5上にWindows Server 2003 Standard Edition R2 SP2 (32bit/試用版)の環境を用意
  • Adobe Flash Playerは導入されていない
  • C:\Windows\system32以下にもMacromediaフォルダすらない
  • Firefox PortableのData\plugins以下に「flashplayer.xpt」, 「NPSWF32.dll」が存在
  • Firefox Portable上で「about:plugins」からShockwave Flashが有効になっているかを確認
  • Firefox Portableからニコニコ動画を再生してみる
090328.jpg

よって、ホストにFlash Playerが導入されていなくてもFlashが再生出来る。

ホストにFlashが導入されている環境での検証結果

ホストにFirefox及びFlashが導入されている環境での挙動確認。

ホスト環境
  • Windows XP Professional SP3
  • Firefox 3.0.8
  • Flash Player 10.0.22.87
FirefoxPortable環境
  • FierfoxPortable 3.0.7
  • Flash Player 10.0.12.36

上記のようにホストとFirefoxPortable環境で異なるFlashバージョンが導入されている場合の挙動確認。

about:pluginsでの表示

Shockware FlashがFirefoxPortable以下に配置されているバージョンと、ホストにインストールされているバージョンの両方が表示される

では、どちらのFlash Playerが利用されるのか

Adobe Flash Playerのバージョンテストの結果によると10.0.12.36と表示されている。よって、ホストに導入されているバージョンよりも優先して利用されるといえる。

090328a.JPG

[RHEL5.2] 起動時にNICが認識されない場合の対処

2009/02/25PC::Linux/BSD

RHEL5.2環境でbondingを組んでいるのだが、起動時に下記メッセージが表示され、対象のデバイスが利用できないという問題が発生した。

インターフェイス bond1 を活性化中: デバイス eth2 は存在しないようですので、初期化を遅らせます
[OK]

上記メッセージではeth2であるが、eth4であったり、が出なかったりし、規則性は見出せなかった。


環境

  • Red Hat Enterprise Linux 5.2/x86_64
  • eth0,1: Broadcom NetXtreme II BCM5708 Gigabit Ethernet
  • eth2,3,4,5: Intel 82571EB Gigabit Ethernet Controller
  • bond0: Active-Backup, eth0+eth2
  • bond1: Active-Backup, eth1+eth3+eth4

調査

環境を確認する

lspciを実行し、NICに関する情報を収集

#lspci | grep Ether
03:00.0 Ethernet controller: Broadcom Corporation NetXtreme II BCM5708 Gigabit Ethernet (rev 12)
05:00.0 Ethernet controller: Broadcom Corporation NetXtreme II BCM5708 Gigabit Ethernet (rev 12)
10:00.0 Ethernet controller: Intel Corporation 82571EB Gigabit Ethernet Controller (Copper) (rev 06)
10:00.1 Ethernet controller: Intel Corporation 82571EB Gigabit Ethernet Controller (Copper) (rev 06)
11:00.0 Ethernet controller: Intel Corporation 82571EB Gigabit Ethernet Controller (Copper) (rev 06)
11:00.1 Ethernet controller: Intel Corporation 82571EB Gigabit Ethernet Controller (Copper) (rev 06)

モジュールを確認

以下はドライバをインストールした際などに自動的に設定された。

# cat /etc/modprobe.conf
alias eth0 e1000
alias eth1 e1000e
alias eth2 e1000
alias eth3 e1000
alias eth4 e1000e
alias eth5 e1000
(以下略)

対処

本環境では/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-ethXにてMACアドレスとethXの対応付けが行われているので以下の様になっている。対応付けが正しくされていない場合にもこのエラーが出る為、まずは意図した割り当てがされるかどうかを確認すること

aliasNIC
eth0Broadcom BCM5708 Port1
eth1Broadcom BCM5708 Port2
eth2Intel 82571EB Port1
eth3Intel 82571EB Port2
eth4Intel 82571EB Port3
eth5Intel 82571EB Port4

次に、Broadcom BCM5708にe1000及びe1000eドライバを組み込むことが指定されているが、bnx2が正しく、Intel 82571EBにはe1000ではなくe1000eが正しい。このあたりの不整合が原因でエラーが発生しているものと考えられる。

よって、modprobe.confを以下のように編集

alias eth0 bnx2
alias eth1 bnx2
alias eth2 e1000e
alias eth3 e1000e
alias eth4 e1000e
alias eth5 e1000e

再起動して、エラーが発生しないことを確認。

bonding環境で改善されない場合

bonding設定が誤っている可能性があるため、別記事「[CentOS] ボンディングを構成する」を参照。