メインマシンを組み立て時に選定したパーツ及びメモ。
CPUはIntel Pentium III-S 1.26GHz(SL5QL)を選択しました。ちなみに、サーバ機と同じく1.40GHzにしたかったのですが、1.26GHz×2の方が1.40GHz 1個よりも安いという現状を鑑み、1.26GHzで妥協しました。
今回はSMP動作が前提ですので、当然ながら同一ロットで入手。
VRMです。左がDELTA製で、右はちょっとわかりません。どちらもx220で動作します。
えっ、VRMも同一なのをそろえた方がいいのではないかって?ええ、1つはサーバ行きです。
と、いうのも、部品取りとして利用したマシン(後にメインマシンとなるこのマシン)と、サーバ機で異なるVRMが付いていた為、現在サーバの中で異なるVRMが刺さっていたりしていたため、今回同一となるようにあえて異なる種類のVRMを1個ずつ購入しました。
えーっと、メインマシンにはどっちを挿したか忘れましたが、同じタイプのものが2個刺さっています(苦笑
CPU用のヒートシンクです。Dual実装ですのでこれを2つ購入しました。
ちなみに、これ、兄弟機であるx232向けの(P3S 1.4採用機)オプションだったりします。ただ、x232はこのヒートシンクの直近にファンがあったりするので、CPUファンとして実装する必要がない為、このようなヒートシンクになっています。
x220はx232のようにCPUソケットの直近にファンがあるわけではありませんが、ちょっとした理由からファンレスでいけるだろうと踏んで購入しました。ちなみに、x220としての純正品はもちろんファンが付いています。
PC133 Registered ECCなRAMで、どれもCL3です。
左からADTEC製(1GB)、IBM純正SAMSUNGチップ採用256MB、hp純正SAMSUNGチップ採用256MBです。
ADTECの1GBメモリは1枚のチップの下にもう1枚チップが載っている2階建て構造です。このため、両面実装の18枚に見えますが、実際は両面実装36枚だったりします。
今回は、1GB×2+256MB×2の構成で合計2.5GBとなります。
OSがWin2kで、しかもPen3なクライアント機にこれだけのメモリを載せるなんて、酔狂としか思えません(笑
ちなみに、x220のオプション品である1GB RAMの価格は\300kだったりするので、当時からしたら考えられない構成になっているのでしょうね。
う~ん、意図したわけではないのですが、どういうわけかServeRAID-4Lx以外はロープロファイルなPCIデバイスとして揃ってしまいました(汗
x220を本来の用途として利用するのであればオンボードであるS3 Savage4 Pro(8MB)で充分なのですが、今回はクライアント用途として利用する為にグラフィックカードの換装は必須です。しかしながら、AGPスロットがないため、PCIタイプのグラフィックカードを換装する必要があります。
そんなわけで、前代のセカンドマシンから奪ったnVidia GeFORCE FX5200 (128MB)を換装しました。前メインマシンはAGPなGeFORCE FX5200 (256MB)でしたので若干かなりのパワーダウンです。まあ、仕方ありません。
ちなみに、PCIデバイスにビデオカードを取り付けると強制的にオンボードビデオが無効化されます。このため、オンボードビデオを利用したデュアルモニタ機能は利用出来ません。この点が一番痛かった。
将来的にはDVIのデュアルヘッド対応なカードに換装したいけど、PCIなビデオカードにそこまで投資する価値があるかと聞かれたら微妙なところです。
言わずもがな、聴き専に最適なサウンドカードらしいです。旧メインマシンからの流用パーツ。
x220にはサウンドチップのようなものは載っていませんので、音を出したい場合には必須です。
i82540チップ採用のIntel製デスクトップ向けGbE。M/BにはIntel PRO/100Sのチップ(100Mbps)が載っているのだけど、GbEの快適に慣れすぎたので当然のごとく載せました。
ちなみに、このPRO/1000 MT、中古で購入してきたのだけど、ロープロファイル用のものが付いていた為、そのままでは利用出来ませんでした。ちょうどIntel PRO/100Sのものがポート位置的にぴったりだった為、それと入れ替えることで通常サイズのPCIスロットに適合するようになりました。
ただ、64bit PCIではなく、32bit PCIであるのでパフォーマンスはあまり期待出来ないのが悲しいところ。そのうちPRO/1000シリーズのServer Adapterに換装したい。
x220はUSB1.1デバイスしか載っていません。まあ、時代が時代ですので仕方がないところですが。
と、いうことでこいつも必須ですね。USB2.0 I/Fカード。確かこれは、玄人志向のものだったかと。NECチップ採用のものより何パーセントかパフォーマンスがいいようですが、若干安定性に欠ける気がします。
#安定性に関してはハブのせいかもしれませんが
すみません、写真を撮るのを忘れました(汗
x220についてきたIBM謹製U160 SCSIなハードウェアRAIDカードで、RAID-0, 1, 1E, 5をサポートします。当然のごとく64bit PCIデバイスです。
32MBだったか、64MBのキャッシュを持ち、RAID-5のパリティ計算向けに実装しているのでしょうか? Intel i960チップが演算用に載っています。
x220にはケース内部の空気の循環を良くする為に、↑の様なパーツが付いています。
こいつを取り付けてやると、HDDユニットからCPU周辺への空気の流れが生まれます。今回は、こいつから吹き付けられることによる冷却を期待して、TualatinなCPUであるにもかかわらず、ファンレスヒートシンクの実装に挑戦してみました。
ちなみに、こいつを取り付けないと、2階建て構造のメモリは熱的な余裕がない為、熱暴走を引き起こします。ですので、必ず取り付けることを推奨します(苦笑
#実際memtestで(ry
取り付けるとこんな感じ。