2008/10/24(金)トリプルモニター
先日モニターが欲しいなぁなんて話をしていましたが、ThinkVision L201pを購入しました。
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現行モデル((ThinkVision L220x/2440x/p)では無くなってしまっているIBMロゴも残されていますw ただ、ThinkVision L200pのような立体感のあるメタル調で立派なロゴではなく、IBM T120のような単なる印刷だけになってしまっているのが少し寂しい。
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電源投入時のロゴ。こちらはすでにLenovoのロゴに差し替えられてしまっていました。
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メインマシンとして利用しているIntelliStation M ProにはQuadro 980XGLが載っているがすでにIBM T120とThinkVision L200pが接続されている。このため、L201pに接続するためにはビデオカードを増設する必要がある。
64bit PCIスロットはあってもAGPスロットの無い旧メインマシンで利用していたnVidia GeForce FX5200。こいつをビデオ性能が求められることの無くなった旧メインマシンから剥奪しIntelliStation M Proに搭載することにする。なお、この増設カード選定時にはMatrox G450あたりにするか同じシリーズのQuadro NVS28xあたりにするか悩んだのだが、投資金額の少ない(手持ちの)カードを利用すると言うことで落ち着きました。QuadroとGeForceの違いはあれど、同じnVidia製品ということで相性問題を回避しようという意図もあったりなかったり。
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コネクタはPCI。帯域が狭いので高度な描画性能が求められる処理には向きませんが、セカンド/サードモニタ用に1枚持っておいても損はないと思います。
Linux環境でもそれなりに描画性能を発揮してもらうにはプロプライエタリなドライバをこいつに当てる必要がありますが、Quadro 980XGLが第4世代のnvチップがベースであるのに対してGeForce FX5200は第5世代のnvチップとなります。ここで問題なのは世代の違い。Quadro 980XGLがnvidia-glx*1というドライバが必要なのに対し、GeForce FX5200ではnvidia-glx-new*2とnvidia-glxの2つのドライバが存在します。
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何となく新しい方が良いだろうと思ってnvidia-glx-newのドライバを当ててしまうとQuadro 980XGLの方のデバイスとドライバの整合性が取れなくなりXが起動しなくなってしまいます。ですので、nvidia-glxの方をGeForce FX5200でも当てる必要があります。
そんなこんなで
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Tri-UXGA (4800x1200)キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ
これで動画を垂れ流しながら、ネットで調べ物をしつつコーディング作業をすることができます。
それにしても、せっかく画面が回転できるモデルを購入したのに、設置場所の物理的な制約からその機能が利用できないのは悲しい(TT)