2006/07/10(月)SummerDays (5)とりあえず終了

SummerDays@Ver1.06、とりあえずグランドエンディングを迎えました。
ストーリー展開は以下の通り。
  1. 第1話「出会い」
  2. 第2話「アルバイト」
  3. 第3話「成就」
  4. 第4話「二人のパリ」
※注意! ネタバレありです

ストーリー

第1話「出会い」

刹那がラディッシュでバイトをすることになった経緯と、誠との出会いまでの話。
体験版からストーリー自体は変わりませんが、Ver1.06と比較するとエフェクトなどが追加されているため、再度プレイすることをおすすめします。

第2話「アルバイト」

刹那のバイトをメインにしたお話。刹那の成長過程を見ることができます。
他には、サブヒロインについてどのようなキャラかといった説明的なストーリーかな。

第3話「成就」

夏祭りで刹那と誠が結ばれるお話。このあたりからサブヒロインが邪魔し出してきます。
誠が誘惑に打ち勝てるかどうかは第2話での行動次第?

第4話「二人のパリ」

誠の誤解(やきもち)から二人の気持ちがすれ違ってしまいます。刹那が母親を頼りパリへ逃げている間にサブヒロインがヒロイン不在の間に誠にアタックを仕掛けてくるが、最終的に仲直りするというお話。
世界(&世界の母)の暴走っぷりがもの凄い。

システム的なもの

第3話で好感度が操作できる選択肢は1つくらいしかなく、また第4話については選択肢すら出てきません。
パッチリリースの度に何度もプレイし直すはめになっている経験から、第3話を乗り切る(サブヒロインENDにならない)ためには好感度が重要かと思われますが、第3話以降ではほとんど操作不能のため、第2話までどれだけ好感度をあげられるかがポイントです。
また、現在のところ、第3話以降ではほとんどルートマップが意味をなしません(たどり着けないルート多数)ので、注意が必要です。

感想

普通のゲームなら、第3話までのストーリーで終了ところを、恋人同士になった後の第4話であえてドロドロとした話を持ってくるあたりに、*Daysシリーズは非常に冒険的なストーリーだと感じさせられます。
しかしながら、各話で可視好感度(プレイヤーに見える好感度)を設定しているにもかかわらず、その話で好感度の操作がほとんど行えなかったり*1、ユーザに見えるストーリー分岐(ルートマップ)と異なっていたり*2、ストーリー展開上の不整合が多数見受けられるなど、このあたりがストーリーがおもしろいために非常にもったいない

また、Ver1.06パッチまででは、エフェクトの修正やシステム面の修正が主でストーリーやストーリー分岐に関する修正はほぼ行われていないのではないかと感じられました。
つまり、Ver1.00時点で製品と呼べる出来ではなく、α未満の出来と断言できます。私がバージョンをつけるとしたらVer1.00はVer0.3alpha,Ver1.06でVer0.6betaでしょうか?
この分だと最終安定版パッチがリリースされるのは相当後だと思われます。

今後もストーリーをいじるようなパッチリリースがされるでしょうから、セーブデータも引き継ぐことが難しいと思われます。
このため、最終安定版に準じるようなパッチが出るまではデバッグプレイを封印しようかと思います。

*1 : 前述したようにその話の前の話で好感度がほぼ決定してしまう

*2 : 現在のバージョンでは進むことが出来ないストーリー多数。パッチリリース毎にルートマップに従ったストーリー分岐になって行っている気がする

戯言

#スタッフロール中に出てくるデバッグ要員が1人って…
#普通「デバッグ:Overflow/STACK All Stuff」とかだろ…