2006/07/15(土)Win9xのサポート終了

今月の11日にWin9x系すべてのサポートが終了になったわけだが、かといってすべてのユーザーが9x系を切り捨てるまでにはそれなりに時間が必要となると考えられる。
そういうかえでも古いゲームを動作させるためにWinMe + 2kのデュアルブート環境だったりする。
ユーザーの立場としては、新しいマシンに乗り換えるのは躊躇するだろうし、かといってこのまま9x系OSを使いつづけるのもセキュリティ的に不安が残る。
そうなると取るべき選択肢として
  • WinXPに乗り換える
  • Linuxなどの非Win OSに乗り換える
  • スタンドアロン環境で今後も使用しつづける
  • 危険なのを承知で今後も使用しつづける
でしょうか?

XPへの乗り換え

XPへの乗り換えは正攻法でしょうが、軽量OSだった9x系からの乗り換えは快適に利用するためには難しい気がします。
Pentium系1GHz以上、i8xx系チップセット、256MB以上のRAMくらいの環境ならそれなりに動くと思われますが…

非Win OSへ乗り換え

次の選択肢として「Linuxなどの非Win OSに乗り換える」ですが、セキュリティを考えるなら一番いい方法だとは思いますし、コスト的にも優れている方法だと思います。
しかし、これまで使用してきたソフトなどを使いつづけることは困難でしょうし、それなりの知識が必要となり、一般向けとは言い難いと思われます。

スタンドアロンで使用

そうなると、XPを動作させるのが難しいPCでは、第3の選択肢である「スタンドアロン環境で今後も使用しつづける」が候補になってくると思われます。
しかし、スタンドアロンで使用するということはインターネットを切り捨てるということと同義であり、利便性をかなり犠牲にすることになる。

危険を承知で今後も使用しつづける

現実問題としてはこの方法を取るユーザーが一番多いのではないかと思われます。
それでも、少しでもセキュリティを高める工夫をすべきと考えています。
  • ルータ越しでのインターネットへの接続
  • IEやOEを使わずにFirefoxやThunderbirdなどを使用する
  • (古めの)Norton AntiVirusなどを使用する
これくらいの対策は必須でしょう。が、この程度のことををやっている人がどれだけいるか疑問に思います。
#一番いいのはMSが有償でサポートを続けることでしょうが、やはり難しいのでしょうか?