2006/08/22(火)ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編::感想
プレイし終わったので感想などを。
メイドインヘヴン発動(違
ちなみに、祭囃し編単体でのプレイ時間は35時間くらいでした。
ひぐらし全体では200時間を超えるでしょう。
ネタバレあり。ご注意ください。
かけらむすび
これまで明かされていなかった、昭和58年6月以前の出来事の断片を知ることが出来、「何故そうなったのか」「何故そうではないのか」と疑問に思っていたことの多くが解消されました。
かけらを紡ぐこと自体はかけらを紡ぐ条件を意識しながら読み進めていけばそんなに難しくないでしょう。理解をし易くする為にかけらの時系列をまとめましたのでそちらを参考にするといいと思われます。
ストーリー
「ひぐらしのなく頃に」での提起されている多くの謎は皆殺し編で暴かれてしまっており、今回の話は残された謎の舞台裏と「ひぐらしのなく頃に」という話の原作者が提案するハッピーエンドという位置付けとなるストーリーでしょうか?
誰も死なず、また仲間と協力しながら巨悪を討ち滅ぼすという爽快なストーリーは呼んでいて楽しく、解の罪滅し編から始まった極端なご都合主義的なストーリー展開にだけ目を瞑れば、まあまあ納得のいく終わり方だと思われます。
しかし、私の理想としては、東京の悪事を暴き、東京を討ち滅ぼすストーリーを望んでしまいます。
そのために鷹野と協力し東京に挑むという形になるでしょうが、これはやはり贅沢というものでしょうか。
推理物としてはどうか
解答編の全てをプレイした上で推理物として「ひぐらしのなく頃に」というストーリーを考えた場合、出題編だけで今回のストーリーに準じる解を導くことができるのかという点については疑問が残ります。
正解率1%というふれこみですので、私の考えが足らずこう感じているだけなのかも知れませんが、実際最後までプレイした上で0.1%くらいではないのかと思います。
やはり出題編だけで解を導くのが理想ですが、私としては出題編は「罪滅し編」までだと考えています。ここまでプレイしても難易度はまだ高いと思いますが、ここまでプレイすれば祭囃し編で提起されるある種の「ひぐらしのなく頃に」というストーリーの解を導く為に必要となる背景情報などの全てを知ることができると考えています。
と、いうことで出題編だけで考えが行き詰まっている方は、私としては「罪滅し編」までプレイされることをお勧めします。