2006/08/30(水)グリンスヴァールの森の中::はじめました

ソフトハウスキャラの「グリンスヴァールの森の中 ~成長する学園~」はじめました。

プレイ日記風に記事を書いていこうと思っていますが、ネタバレが多々あると思われますので気を付けて下さい。

プロローグ

それは唐突にやってきた

教師を務めているクライスにある日、王家からの使者が訪ねてくる。
事なかれ主義な私は何かと理由を付けて丁重にお帰り願おうとするが、残念ながらそれは適わなかった。
詳しい話は省くが、どうやら新設する学園の学園長を務めろのこと。
しかも推薦人はかつて学生だった頃、時に優しく、時に暴力愛の鞭によりありがたく指導して下さった恩師。

……拒否権はありません…よね?
いえいえいえ、拒否するなんてとんでもない。ありがたくこの話お受けさせて頂きます。

と、いうことで新設の学園の学園長になることが決定したらしい。
うぅぅ。泣いてなんかないやい!

学園準備

と、いうわけで無事引き継ぎが終わって学園設立の準備をすることになったわけだが…
…ここに学園を作れと。
……どう見てもただの森ですよ、ここ。
………いや、もう少し交通の便のいいところをお願いします。
…………わかりました。やりたくはありませんがここに学園を設立します。

ただ、さすがに後ろめたいのか学園を作る森には国と同じ名前を付けてくれた。「グリンスヴァールの森」と。決して名前を考えるのが面倒だったのではないかと思うが…深く考えると鬱になってしまいそうなので考えないことにする。

いろいろ納得いかないところは多々あったが、長いものには巻かれろの精神で自分を押し殺し、着々と学園設立の準備が進んでいったが、授業に使うべき本がなかなか手に入らない。どうしよう。

援軍到着

「よくもこんな場所に呼び出してくれたわね……」
えっ?彼女はたしか…ヴィヴィアン・ワールフェン。通称ヴィヴィ。いや本の調達を頼んだけど持ってきてくれといは言っていなかったはずだが…。
と、混乱するこちらをよそに
「……先生からも手紙を貰ったのよ」
苦虫をかみつぶしたような涼しい顔で答える。
あぁ、そうか、君のところにも先生から手紙が届いたのか。そうか、そうだよね。君の境遇には同情するよ。
せめてもの慰めとして、君を教師長として迎えるよ、ヴィヴィ。

私の境遇を気の毒に思って彼女という生贄優秀な人材を送り込んでくださったのですね。ありがとうございます、先生。
と、かつての恩師にどこかよそよそしい感謝をしつつ、これからの学園設立までの道のりに一筋の希望が見えてきたのであった。

ヴィヴィが教師長に就任してから学園設立の準備の効率は著しくアップした。そして、学園の建物は来年の春にはできるとのこと。施行を始めてから数ヶ月でできあがった某大学院棟と違い、しっかり作っているのだろう。
と、いうことでなんとか来年の4月から学園はスタートすることができそうだ。

長寿族

私とヴィヴィは「長寿族」と呼ばれる人間とは異なる種族とのこと。そして、私の研究は「長寿族」について調べることである。
何故存在し、その起源は?そしてこれから先、どうすればいいのか。

現在のところ、成果らしい成果はないが時間だけはある。いつか、その謎が解けることを信じて進めるしかない。

学園開園

王城で開園式をやるということなので渋々ヴィヴィとともに王城へ出向いていったわけだが…
…式の後に食事会とか舞踏会とかないんですか?
……しかも、式が終わったらさっさと学園に帰れと?

と、まぁひどい扱いを受けたわけだがいまさらここで嘆いても仕方がない。欺瞞だとは思うが明日から始まる学園の運営に向けて気合いを入れ直す二人なのであった。

つづく。