2006/11/06(月)「」 →「[es]」の改良点(1)

無印W-ZERO3 (WS003SH)からW-ZERO3[es] (WS007SH)に乗り換えたわけですが、W-ZERO3では不満だった点がいろいろ改良されていることを日々実感しています。今回はハードウェア的な改良点を列挙。

W-ZERO3 (WS003SH)からの改良点

リセットボタンの位置

普通の状態でしたらソフトウェア上からリセットがかけられるのですが、フリーズしているような状態ではリセットボタンを押さなければリセットができません。
無印ZERO3では蓋を外さなければリセットボタンが押せませんでしたが、[es]にはキーボード上に配置されている為、リセットしやすくなりました。

テンキー搭載

無印ZERO3ではデバイスを使用するには両手でキーボードを抱え込む形か、片手にZERO3を持ちもう片方の手でスタイラスを持つというスタイルとなる為、片手で扱いづらいというのが一般の携帯電話と比べたときの不満点でした。

テンキーを搭載することで操作性がより携帯電話に近くなる為、店とかで商品の情報を調べやすくなりました(笑
と、いうかATOKが使えすぎます。テンキー入力+ATOKの推測変換でPOBoxの様な省入力が実現できる為、ちょっとした文章はテンキーでの入力で済んでしまいW-ZERO3の売りだったキーボードの方は全然使用していなかったりします(ぉ

USBホスト機能

HIDとMass Storageくらいしか使用できないでしょうが、PCなしにUSBメモリなどとデータのやり取りが行えるようになるのは便利です。
#mini TypeB(オス) <-> Type A(メス)のアダプタを持ち歩かなければなりませんが。

SDIO対応

SDIOとは無線LANやBluetoothなどの様々なデバイスをSDカードスロットで利用できるようにする仕組みです。
このSDIOに対応したことと前述のUSBホスト機能を持ったことで無印W-ZERO3ではほぼ皆無だった拡張性が飛躍的に向上したと思われます。

しかし、外で利用することを考えるとminiSDカードスロットに収まりきらなければなりませんので、やはりminiSDカードを入れっぱなしになる気がします。

デバイスロックスイッチ

無印ZERO3では端末動作時にサイドボタン長押しでデバイスをロックする必要があり、サスペンド時にはロックすることができませんでしたが、デバイスのロックがハードスイッチによる実装になった為、簡単にロックがかけられるようになりました。

オーディオ出力

無印よりも大音量でのオーディオ出力ができるようになりました。
無印で一番不満だった点がこのオーディオ出力が小さすぎるということでしたので*1、この点が一番[es]に乗り換えて良かった点です。

メモリ容量増加

無印W-ZERO3では43.62MBだったワークメモリが[es]では49.77MBとなり、ワークメモリ容量が増加しました。
また、起動直後の使用領域も減少したため、空きワークメモリが8MBくらい増加し、使用時の快適さが向上しました。

まだまだいろいろ改良された点はあるのですが、あまり長くなりすぎてもアレなので今回はこのくらいで。

*1 : 無印W-ZERO3では電車の中では騒音に負けてしまうため、ミュージックプレイヤーとして使用することが難しかった