2006/06/10(土)DHCPサーバ構築

W-ZERO3の無線LANを手動で固定IP設定をしてやっても、
再起動すると設定したIPなどが飛んでしまうため、
DHCPサーバを構築することで回避することにしました。

DHCPサーバ設定メモ

インストール

[root@kaede]$ yum -y install dhcp

DHCP設定 (dhcp.conf)

ddns-update-style none*1;

subnet 192.168.0.0 netmask 255.255.255.0*2 {
	option*3 routers*4	192.168.0.1;
	option subnet-mask		255.255.255.0;

	option domain-name		"kaede.homedns.org";
	option domain-name-service*5	192.168.0.254;

	range dynamic-bootp*6		192.168.0.200 192.168.0.253;
	default-lease-time		21600;
	max-lease-time	43200;
}

host client*7{
	hardware ethernet*8	01:23:45:67:89:AB;
	fixed-address*9		192.168.0.200;
}

参考にしたもの

*1 : #BINDと組み合わせることもできるが、とりあえずDHCPサーバとして稼働させるためにnoneを設定

*2 : この場合192.168.0.0/24のネットワークにIPを割り当てる

*3 : optionで始まる項目はクライアントに与える情報

*4 : デフォルトゲートウェイ

*5 : DNSサーバを指定

*6 : 貸し出すIPの範囲を指定

*7 : 固定IPを割り当てる設定

*8 : NICのMACアドレスを指定

*9 : 割り当てる固定IP

問題点

W-ZERO3からファイルサーバにアクセスすると毎回「ネットワークへのログオン」が表示され、
「パスワードの保存」がされていない。*10
これはW-ZERO3側の問題なのでこの件について調べる必要がある。

*10 : W-ZERO3に限らずWin95の頃のダイヤルアップ接続時にも同じような問題があった気が…

今後の予定

  • BINDとの連携