2007/01/21(日)キーボード関連のトラブル
キーボード関連のトラブル
PS/2キーボードの利用不可
PS/2→USB変換器にキーボードにつないであれこれいじっていたらPS/2に接続していたキーボード&マウスがWin2k上で利用できなくなった。
で、調査した部分
- BIOS -> ○
- GRUB -> ○
- NTローダー -> ○
- Win2kログオン画面以降 -> ×
Win2k起動以前は認識していることからWin2kの問題と判別。
デバイスマネージャでPS/2キーボードをみてみるとドライバがロードされていない模様。
試したこと
- ドライバ当て直し -> ×
- ドライバ削除後再導入 -> ×
- キーボードリマップソフト(窓使いの憂鬱)アンインストール -> ×
自分が持っている知識や経験からはどうにもこうにもならないため、Google先生に頼ることに。
解決策
レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt
のStartの値が4になっているのを1にすることでPS/2キーボードが利用できるようになる。(マウスも)
英数が入力できなくなる
上記の現象発生後、窓使いの憂鬱の再導入。その後、ATOK15を利用していて半角英数/全角英数が入力できなくなってしまった。
ATOK上での入力モードと実際に入力される文字は以下のような感じ。
ATOK上の設定 | 実際の入力 |
---|---|
ひらがな | ひらがな |
半角英数 | 半角カナ |
全角英数 | 全角カナ |
ATOK OFF | 半角カナ |
とりあえず、正規の方法でアルファベットが入力できなくなった。
こうなると再起動しか直す方法がなく、また頻繁に発生するため非常に困っている。
試したこと
ATOKを入れ直したり、窓使いの憂鬱を入れ直したりしても状況は改善されず。で、英数が入力できなくなってしまう時を注意深く調査した結果、Ctrl+英数を押した場合に発生することが判明。
原因
Ctrl + 英数キーを押して入力モード切替を行う際に、入力モードが切り替わらない場合がある
そういえば、Capsと左Ctrlを入れ替えているのでCapsLockを行う場合は「右Shift+左Ctrl」という感じとなっています。このCapsLockを行う際に誤って右Shiftの下にある右Ctrlを押してしまったためにCtrl+英数が入力されこのような現象が起きているのではないかと推測できます。
Ctrl+英数とは何だ
ここで問題となるのはCtrl+英数が何をしているのかということである。
JUSTSYSTEMのサポートによると、Ctrl+英数は「日本語106/109キーボード(Caps+英数)」のドライバにおいてカナロックを行う際に利用するということらしい。
で、カナロックとは何かと調べてみるとIMEがOFFの状態で半角カナを入力するための機能らしい。
上記の原因と組み合わさってCtrl+英数によるカナロックが解放されないためにATOK上で入力文字種を変更してもカタカナが入力されてしまうと推測できる。
解決策
ドライバを当て直した際に、「日本語106/109キーボード(Ctrl+英数)」が導入されてしまったことが原因っぽい*1。手動でキーボードのドライバを「106/109日本語キーボード」に変更してやることでCtrl+英数でカナロックがされなくすることができる*2。
ちなみに、このような現象はWin2kを5年程度使い続けて初めて起きたことから、デフォルトで当たるキーボードのドライバは「106/109日本語キーボード」ではないかと考えられる。