2007/07/21(土)openSUSE 10.2 インストール

新規購入マシンに何かLinuxを入れようかと、ということでディストリビューション選び。

候補ディストリビューション

  • Fedora

なんというか、懲りましたw。安定して長く使いたいので却下

  • Vine Linux

日本語環境が充実しているのはいいんだけどね…

  • Debian GNU/Linux

日本語回りでいろいろ面倒らしい

  • Ubuntu (Kubuntu)

Debian使うならこっちの方がいいらしい

  • Turbo Linux

有償だし。フリーだとTurbo Linux 7となってしまう。…今さらだよなぁ。

  • Slackware / Plamo

Slackware系は使ったことがないので興味がある。「漢ならSlackware」らしいですよ。
けどPlamoは誰かさんが苦労してたし…

Xen

今回Linuxを導入する目的の1つとしてXenによる仮想デスクトップ環境を試してみたいというのがあり、そうなるとXenのドメイン0として動作させることができるディストリビューションで定評のあるものにFedora, Debian, SUSE辺りでしょうか。

Xenとの相性がいいらしいSUSEを今回は入れてみることにします。

openSUSE Linux 10.2

名前だけは聞いたことがあるけど、どんなものかは詳しく知らなかったので調べてみる。

  • 商用のSUSE Linuxのソースをユーザコミュニティに開放してフリーで開放したものがベースになっているらしい。Red Hat LinuxにおけるFedoraみたいなものか。
  • 大本はSLSとSlackwareがベースらしい。でも最近ではRPM形式のソフト管理を導入している。
  • 伝統的なUNIXのディレクトリ構成を採用
  • 安定性重視で比較的枯れたソフトを採用

何かよさそう。ということでopenSUSEを入れてみました。

入れてみた

  • インストールはGUIで楽々
  • KDEなどは/opt以下に入れられるので/を大きくとるか/optをパーティションで用意する必要がある
  • YaSTによるシステム管理が強力
  • オフィススイートにOpenOffice.org, ブラウザにFirefox, メディアプレイヤーにRealPlayerを採用。デフォルトで一通りのソフトが揃っている
  • KメニューのスタイルをSUSEにすると非常に使いづらい
  • ソフトの追加をする際にインストールメディアを要求される。面倒。

まだあまり使い込んでいないため、よくわかっていない点もありますがGUI環境としてはなかなかよさそうですね。