2006/10/09(月)配色設定のエクスポート
[album:PC:design.jpg]
Windowsの配色設定は通常エクスポートできない。
しかし、デスクトップテーマを利用することで配色設定をエクスポート可能。
[album:PC:themes.jpg]
デスクトップテーマの名前を付けて保存で現在の(配色設定を含む)状態がエクスポートされるのでそれを任意のマシンで読み込ませればOK。
アイコンや壁紙などはファイルがないと表示できないので以下の項目のみチェックすること
- カラー
- フォント名とスタイル
- フォントとウィンドウのサイズ
ちなみにWin2kでデスクトップテーマはWin+R -> themes.exeで呼び出せます。
2006/09/16(土)ノートPCでIPを手軽に変更する
事の起こり
ThinkPad s30にはThinkVantage Access ConnectionsというIPを手軽に変更する為のツールがIBMというかrevonoから提供されていますが、無線LANモデル標準のNICのみ対応という制約があり、使い勝手は非常によろしくありません。
かといって、Windowsに備わっている機能だけでIPアドレスを変更するにはAdministrator権限でログオンし直してやるくらいしか思いつかず、WinXPならともかく、普段Win2k&Power User権限で使用している私としては困っていました。
解決策
で、様々なIPアドレスをフリーウェアを試してきて最後に辿り着いたのがNetshfeというソフトでした。
ソフト自体をAdministrator権限で起動させなければIPを変更できないという制約がありましたが、Access Connectinsと比べ、そのマシンで使用できる状態のNICであればIPを変更することができ、非常に便利です。
追記
最終的にはDHCP環境に移行してしまいました。
2006/08/22(火)NTローダーの起動メニューを編集する
ブートパーティションのboot.iniを編集することで起動メニューを拡張できます。
スイッチオプション
起動スイッチ | 意味 |
---|---|
/3GB | 3GBのメモリにアクセスできるようにする*1 |
/BASEVIDEO | VGAモードで起動 |
/BAUDRATE=xxx | デバッグポートのボーレートを指定(xxxbps) |
/CRASHDEBUG | WinNT/2kがクラッシュした場合にCOMポートをデバッグに利用できるようにする |
/DEBUG | カーネルデバッガを有効に |
/DEBUGPORT=comx | デバッグポートとして利用するCOMポートを指定する(COM:x) |
/HAL=ファイル名 | 起動時に読み込まれるハードウェアアブストラクションレイヤーを指定 |
/KERNEL=ファイル名 | 起動時に読み込まれるカーネルを指定 |
/MAXMEM=xxx | WinNT/2kで検出可能なメモリサイズを指定(xxxMB) |
/NODEBUG | カーネルデバッガを無効に |
/NOSERIALMICE:comx | COM:xポートのマウスチェックを無効 |
/NOLOWMEM | システム全体が4GB以降の領域にロードされる(2k Advanced Server以上) |
/NUMPROC= | 起動時に動作するCPUの数を指定 |
/PAE | 2k Advanced Serverで8GB, Datacenter Serverで32GBのメモリサポートを有効にする |
/PCILOCK | HALによるPCIバスのリソース移動を無効に(BIOSの指定値が利用される) |
/SOS | ローダーがロードしたリソース名を表示 |
/ONECPU | COMPAQ社のHAL用。起動時に1つのCPUだけを利用する |
/WIN95 | bootsec.dosが読み込まれる |
/WIN95DOS | bootsec.w40が読み込まれる |
/SAFEBOOT:MINIMAL | セーフモード |
/SAFEBOOT:NETWORK | セーフモードとネットワーク |
/SAFEBOOT:MINIMAL(ALTERNATESHELL) | セーフモードとコマンドプロンプト |
/BOOTLOG | ブートのログ作成を有効 |
/SAFEBOOT:DSREPAIR | ディレクトリサービス復元モード (ドメインコントローラのみ) |
で、以下のように変更してみました
boot.ini
[boot loader]
timeout=5
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(4)\WINNT
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(4)\WINNT="Microsoft Windows 2000 Professional" /fastdetect
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(4)\WINNT="Microsoft Windows 2000 Professional セーフモード" /SAFEBOOT:MINIMAL
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(4)\WINNT="Microsoft Windows 2000 Professional セーフモード(ネットワーク有効)" /SAFEBOOT:NETWORK
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(4)\WINNT="Microsoft Windows 2000 Professional セーフモードとコマンドプロンプト" /SAFEBOOT:MINIMAL(ALTERNATESHELL)
C:\ = "Microsoft Windows Millennium Edition"
これでセーフモードで起動したいときにF8を押す必要がなくなりました。
参考
2006/08/22(火)90PCIでASIO4ALL
ONKYO WAVIO SoundEngine 90PCIでASIO4ALLを使用するのに色々手こずったのでそのときのメモ。
用意するもの
Audio Deckの設定
S/PDIF Control
- S/PDIF Out Enableのチェックを外す
- PCM Onlyにチェック
Play Back
- S/PDIFのチェックを外す
- Sampling RateをAutoに
ASIO4ALLの設定
デフォルトままで大丈夫です。
ASIOプラグインの設定
私が使用しているプレイヤーはWinAMPですのでASIO output (dll version) v0.63 SSEの設定についてです。
ASIO output (dll version)の設定
- デバイス: ASIO4ALL v2
- スレッド優先度: Time critical
- バッファサイズ: 63
- 出力チャンネルをずらす: 0
これで大丈夫なはずです。サウンドカードの入れ替えなどを行った場合でASIO4ALLが過去に導入されている場合で使用できない場合、一度アンインストールした上でASIO4ALLを再導入してみて下さい。
私はここではまりました。
おまけ:Audio Deckの常駐を外す
設定を頻繁に変えない場合、Audio Deckの常駐を外してしまいましょう。
レジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Runから
キー「EnvyHFCPL」を削除します。
2006/08/20(日)WinMeで利用するメモリを制限する
WinNT系と9x系をデュアルブート環境で使用している場合、搭載しているメモリが512MBを超える場合があります。
そのような環境でWinMeなどを起動すると極端に不安定になることがありますが、これを回避するためにWinMeで利用するメモリを制限する方法があります。
大容量のメモリを搭載していてWinMeで運用していて不安定な場合は試してみる価値があります。
手順
- ファイル名を指定して実行: msconfig
- 全般タブ - 詳細設定を開く
- メモリを制限する - 511MB以下に
- 再起動