nabeさんがLinuxと格闘しているので自分もBSDと格闘してみることに。で、選んだのはもちろんNetBSD。NetBSD 3.1と3.0.2があり、3.0.2の方が最近リリースされたものだったのだが、何となく数字が大きい方が先進的だろうという勝手な思いこみで3.1を選択。
MicroATXケースとして利用しようと思い、廃棄処分待ちであったところを救出したIBM Aptiva E Series 273で行うことにする。
- Chipset : ALi Aladdin V
- CPU : AMD K6-2 400MHz (L1:64KB/L2:512KB)
- RAM : PC100 64MB
- HDD : 8GB
- Video : ATi RAGE 3D Pro Turbo 8MB (AGPx2相当のオンボード)
詳細なスペック
何というか、シンプルというか、ぶっきらぼうというか。少なくともユーザーフレンドリーではないインストーラーの指示通りに進めていく。はまったところと悩んだところは以下の通り。
ftp経由でインストールしたが、途中でmediaを指定しろと言われる。デフォルト値はautoselectになっていたのでそれを指定してやっても先に進むことができない。
FreeBSDの達人と2人で悩むこと数分。
ディスプレイに表示されていたmanualを指定してやってようやく先に進むことができた。
インストールの最後の方でシェルを選ぶのだが、以下のものが用意されているらしい。
……bashはないんですか?
私はbashしか利用したことのない人間で、これらの違いがよく解らなかった為、とりあえずcshを選択。
とりあえずrootで入って初期設定をする。
が、cshのあまりの使いにくさに耐えきれず、何よりも先にbashを導入することにする。
tarを/usr/pkgsrcに展開するだけだが、ディレクトリを作りまくっているのは圧巻の一言。Windowsのファイルシステムだとこれだけで結構な容量を食ってしまうだろう。
Package Collectionによるパッケージ管理は/usr/pkgsrcの下にある目的のパッケージのディレクトリに移動してmake installと入力するだけとのこと。
今回はbashなので/usr/pkgsrc/shells/bash2に移動してmake install。これだけ。
これだけの操作だけで自動でソースを引っ張ってきてくれて、コンパイルをしてくれるのは非常に便利かもしれない。
bashのインストールはコンパイルを含む為、非力なマシンでは非常に時間がかかる。インストールをしている間に他の設定をするために仮想端末の切替をしようとAlt + F*を押したのだが、切り替えることができない。
調べてみた結果、Alt + Ctrl + F*で切り替えるらしい。