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みなさんはISAバスをご存じでしょうか?
かつては業界標準のバスで、PCIバス普及前は様々な周辺機器を繋ぐ為に活躍していたバスです。
PCIバスへの移行が完了した最近のPCにはその姿を拝むことはできませんが。
さて、今回ISAバスを取り上げたのには理由があります。
かえでの利用しているマシン(440BX M/B)にはISAバスが1本あるのですが、これの使い道がなく非常に悩んでいます。
今更ISAバスもないだろうという意見もあるかと思います。実際私もそう思います。
しかし、穴があれば全て埋めてやりたくなるのが人情ってものじゃないですか。
ISAバスで利用可能なものとしては、シリアルポート、パラレルポート、モデム、NIC、SCSI、
サウンドカード、ビデオカード、キャプチャーカードあたりが挙げられますが、
これらの機能はすでにM/Bに搭載されているかPCI/AGPカードでその機能が実現されています。
上記の中で唯一利用価値がありそうなものはサウンドカードだと思い、
'97頃、サウンドカードはまだISAバスが担っていた頃、
ISAの高性能サウンドカードが発売されました。
ONKYOから90PCIや150PCIの前身となるWAVIO Sound Engine Pro SE-70が、
CreativeからはSoundBlaster AWE64 Goldが発売されました。
当時、これらのカードは\25k程度し、金のない高校生だった自分には憧れの商品でした。後に安価でSE-70を手に入れたときはIBMのMwaveとは別次元の音(特にMIDI)がし、感動したのを覚えています。
現在のマシンを手に入れたときにSE-70を移植しようしましたがWin2kには対応ドライバが無く、泣く泣く諦めた経緯があります
で、先日SoundBlaster AWE64 Goldを入手し、早速取り付けたのですがすぐに取り外しました。
それまで取り付けていたサウンドカードはCreative ES1373なのですが、こちらの方が癖が無く扱いやすかった為です。
その他に問題となった点は、
・対応しているサンプリングレートが44.1kHzまで
・ASIOによるカーネルストリーミングでひどいノイズが載る
前者の問題は48k->44.1kへリサンプリングすればいいのですが、後者のいい音で聴く為のASIOでひどい音になってしまうのにはさすがに耐えられませんでした。
技術の進歩と時の流れの無情さを実感しました。
サウンドカードがだめとなると、もはや利用価値のあるデバイスは存在しないのではないか思い始めた頃、ある情報を入手しました。
IF-SEGAという、I・Oが出していたセガサターンパッドをPCで利用する為のI/Fカードがあるのですが、
このカードは当然の事ながらWin2kのドライバを出していません。
しかし、有志によりWin2k向けのWDMドライバを作り上げたというとのことです。
PCでゲームをやる際にはPSコントローラーを利用しているのですが、MELTY BLOODなどの格闘ゲームではやはりセガサターンパッドが一番だと思います。
と、いうことでIF-SEGA2/ISAを搭載することに決めました。
実際に搭載したらレビューを兼ねてだらだらとここに書くと思います。
そのときはまたおつき合いしてくださいね。
サウンドカードを90PCIに差し替えてから非常にシステムが不安定です。
症状として、
- WinAMPやMediaPlayerClassicがよく落ちる
- システムがよく落ちる(ブルースクリーンや、フリーズなどではなくいきなり再起動)
で、現在までに
- 90PCIの常駐ソフトAudio Deckの常駐解除
- ドライバの更新 (ONKYO配布ドライバではなく、VIAの最新ドライバに更新)
- IRQの割り振りの変更
をやってきました。これにより若干落ちにくくなったけど、安定しているとは言えない状態です。
#IRQの設定では、何故かUSB2.0のカードが単独で割り振られており、
#ビデオカードや90PCIなどはIRQが共有されているため、これが原因かも
#IRQ共有が問題な場合、バスの差し替えも視野に入れて考えなければならないかもしれません。
#が、面倒ですのでバスの差し直しは放置して、とりあえず設定をいろいろ変えて試している状態です。
現在弄っている項目は、
コンパネ->サウンドのマルチメディアのハードウェアアクセラレータの設定で、
右から2番目になっているところをフルアクセラレーションの設定に変えました。
ここから徐々に設定を変えていこうと思います。
#まぁ、一番の原因はジャンク品を購入したからなんだと思いますが