2007/09/26(水)Firefox / Thunderbird Portable 2.0.0.6

Firefox Portableアップグレード

現在使用しているFirefox Portableは2.0.0.0なので2.0.0.6にアップグレードしてみた。

用意するもの

アップグレード手順

  1. Firefox Portableアップグレード
    1. ダウンロードしてきたFirefox Portableを実行し、ファイルを展開
    2. 展開されたファイルを環境構築済みのFirefox Portableフォルダに上書き
    3. Firefox Portableを実行すると拡張機能の互換性チェックが行われる→特に問題がなければアップグレードされているはず
  2. 日本語ロケールのアップグレード
    1. ダウンロードしてきたja.xpiをインストール
    2. Firefox Portableを再起動すれば新しい(2.0.0.6)の言語パックが使用されているはず

Thunderbird Portable 2.0.0.6 新規インストール

用意するもの

Thunderbird Portable 2.0.0.4 日本語化で紹介されている手順に従ってインストール・日本語化が行えます

2007/07/23(月)Office 2007を使ってみた

支給されたマシンにはOffice 2003 Personalが導入されていました。しかしながら仕事上AccessとかPowerPointが必要になることは明らかです。
「PowerPoint入れたいんですけど」と相談に行くと「新しいの(Office 2007)と古いの(Office 2003 )どっちがいい?」っておい、好きな方を入れてしまっていいものなの?まあ、案件に合わせて入れ替えたりすることもあるだろうから、どっちでもいいんだろうけど。このあたりはボリュームライセンス契約をしている強みかな、と。

Office 2007 ファーストインプレッション

MS以外のオフィススイートが採用しているOpenDocumentに対抗したMSお得意の独自仕様のMicrosoft Office Open XML Formatとやらを試してみたかったので新しいのを入れてみることにする。
……ふーん、これが新しいUIなのね。それなりに使いやすいんだけどノートPCの狭い画面(XGA)にこんなに広くツールバーに持ってかれちゃうんじゃ使い勝手が悪すぎ。Office 2003ライクな表示に切り替える方法ってあるんでしょうか?

MS-IME2007

MS-IME2007とやらが付いてくるのですが、こいつの目玉はなんと言っても予測変換です。この機能を使うことで入力を予測し変換候補の一覧を出してくれ、生産性が上がるという目論見でしょう。

しかし、MSの詰めが甘いのはいつものこと。変換効率を上げるための予測変換候補を出すために、リソースの大半を持っていき、非常にもっさりとした動作となり逆に生産性を落としてしまっています。即行でこの機能を殺しました。

携帯やPDAであれだけ快適に予測変換が出来るのだから、もっと頑張りましょう。

メモリ使用量

ちょっとしたドキュメントを書く仕事があったのでWordを立ち上げてガリガリと書いていたのですが、どうにも動作が重い。メモリ使用量を調べてみるとWordだけで70MBも食っている……。たったA4 10ページくらいのドキュメントなのに。

結論

  • MS-IMEの予測変換機能は使うな
  • SXGA以上の解像度じゃないと快適には使えない
  • WinXPで快適に使うなら512MBのメモリじゃ足らない

2007/06/23(土)Adobe Reader 8.1

新規購入マシンのセットアップで、どうせなら最新版を入れようということでAdobe Reader 8.1をダウンロードをしようとしたところ、どういうわけかFirefoxの拡張機能(.xpi)を導入しようとする。

変な拡張機能を導入されたくないため、IEでアクセスすると今度はActiveXコントロールの警告が。

仕方がないので

Adobe Reader 8.0をインストールしてアップデートしました。

Adobe Speed Launcher

の仕様が8.1から変わったらしく、スタートアップフォルダには登録されなくなりレジストリエントリに登録されるようになりました。

2007/01/12(金)W-ZERO3[es]にEmacsCEセットアップログ

sigmarion3だけではなくW-ZERO3にもEmacsCEを導入してみました。その時のログ。
sigmarion3に導入したときの記事も参考にして下さい。今回はsig3に導入したときの相違点のみを記します。

注意点

  • 私の環境ではmini SDカードのフォルダ名は「/miniSD」となっています
  • 私の環境では「/Storage/dll」にパスを通しています。

miniSDカードのフォルダ名はそれぞれの環境に読み替えて下さい。またdllの置き場所はパスの通った場所に置いて下さい(/windowsなど)

インストールログ

  1. EmacsCE + SKK + Navi2ch配布サイトから2002/11/10 ARM版セットをダウンロード
  2. ダウンロードしたtar.gzファイルを展開
  3. 展開したtar.gzに含まれるファイルを以下のようにSDカードに配置
    1. /root以下……/miniSD/rootに配置
    2. cedialogs.dll, cedialogsx.dll, celib.dllを/Storage/dllに配置
    3. /miniSD/root/tmpディレクトリを作成
    4. Ntansi.ttfを/Windowsに配置
  4. System Pathを利用し、/Storage/dllにパスを通す
  5. Environment.regを母艦上のテキストエディタで開き自分の環境に合わせる
    後に詳しく解説する
  6. TREを利用しCEデバイスにEnvironment.regを登録する
  7. 辞書ファイル置き換え

Environment.reg変更点

  • [HKEY_LOCAL_MACHINE\Drivers\PCMCIA\ATADisk]以下のエントリを削除
  • [HKEY_LOCAL_MACHINE\Environment]の「/memcard」を「/miniSDに変更」
  • "COMPUTERNAME"="nao"
  • "TEMP"="\\miniSD\\root\\tmp"
  • "TMP"="\\miniSD\\root\\tmp"
  • "TMPDIR"="\\miniSD\\root\\tmp"
  • [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Styles]以下のエントリを削除

.emacs変更点

表示文字を大きくする

フォントセットmsgansi (MS Gothic+NetTerm ANSI)の表示を大きくする。ただし、EmacsCEはQVGA向けのアプリとして認識する為、実際の表示は縦横2倍となる。

(create-fontset-from-fontset-spec
"-*-NetTerm ANSI-normal-r-*-*-10-*-*-*-c-*-fontset-msgansi,
japanese-jisx0208:-*-MS Gothic-normal-r-*-*-9-*-*-*-c-*-jisx0208-sjis,
japanese-jisx0212:-*-MS Gothic-normal-r-*-*-9-*-*-*-c-*-jisx0208-sjis,
japanese-jisx0201:-*-MS Gothic-normal-r-*-*-9-*-*-*-c-*-jisx0208-sjis,
latin-jisx0201:-*-NetTerm ANSI-normal-r-*-*-10-+-*-*-c-+-iso8859-1,
japanese-jisx0208-1978:-*-MS Gothic-normal-r-*-*-9-*-*-*-c-*-jisx0208-sjis")

デフォルトのフレーム設定

デフォルトフォントセットをmsgansi, ほぼ画面いっぱいにフレームを表示するように設定

(setq default-frame-alist
  (append
   (list
    '(font . "fontset-msgansi")
    '(width . 61)
    '(height . 21)
    )
   default-frame-alist))

スクリーンショット

横画面で起動時はこんな感じ。
[album:w03/soft:es_emacs1.jpg:large]

画面回転を行うと最大化されますが、タイトルバーが出てしまいます。
[album:w03/soft:es_emacs2.jpg:large]

2007/01/11(木)[EmacsCE] SKKへの愚痴

EmacsCEからではIMEの制御が行えない為、elispによる日本語入力環境が必要となります。EmacsCE + SKK + Navi2chのセットでは、日本語入力環境としてセット名にも含まれている通りSKKが用意されています。が、SKKは基本的にローマ字かな入力のためのインプットメソッドであり、JISかな入力方式には対応していません。

SKKは確かにローマ字かな入力方式としては優れているのかもしれませんが、私のようにJISかな入力方式を主に使用する人間としてはこの入力方法は苦痛でしかありません。何とかSKKでJISかな入力方式を利用する為にいろいろ調べていたのですが、JISかな入力方式を利用することは絶望的のようです。……使えねぇIMだな。

ちなみにSKKはNICOLA配列に対応しているらしい。くそっ

メモ

EmacsCEで利用できるIMはSKKとPOBox。

POBoxを利用するにはWinCEで動くPOBoxサーバとpobox.el、その他が必要。

SKKをIMEライクに使用するには.emacsに

(setq skk-auto-okuri-process t)

で「TsukaEnai」で「使えない」と変換されていたものが「Tsukaenai」で変換できるようになる。

どうにもこうにもSKKの入力方式が私には受付られなそうなので現在POBoxによる入力方式にするか考え中…。