2009/10/31(土)VMware Player 3.0.0

VMware Workstation 7.0/Player 3.0が正式リリースされていたのでメインマシンに入れてみた。

入れるのは当然x86_64 Linux版。

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インストール

VMware Player 2.5以降と同様に簡単なインストーラーになっていた。

vmp300-1.png

ダウンロードしたVMware Playerのバイナリ*1に対して、実行権限を与えてroot権限でキックするだけ。これだけでGUIのインストーラーが立ち上がるだけというWindowsライクなインストーラーなので非常に楽。

実際にはこんな感じでインストーラーを起動させました@Kubuntu 9.04

$ chmod 755 ./VMware-Player-3.0.x-build.arch.bundle
$ sudo ./VMware-Player-3.0.x-build.arch.bundle

これだけです。

*1 : VMware-Player-3.0.x-build.arch.bundleという命名記法。buildにはビルド番号、archにはi386とかx86_64とか入ります。

VMware Player 3.0.0 の新機能

ソースはこのへん

サポートOSが増えました

  • Windows 7 (Home Basic, Home Premium, Business, Enterprise, Ultimate)
  • Windows Server 2008 R2
  • Debian 5
  • Ubuntu 9.04
  • CentOS 5.3, RHEL 5.3, Oracle Enterprise Linux 5.3
  • openSUSE 11.x, SLES 11.x
  • Mandriva 2009

Windows 7や2008 R2のサポートとかは正直どうでも良くDebianが正式にサポートされたのは非常に嬉しい。

仮想マシンがPlayerだけで作れるようになりました

vmp300-2.png

当然、VMware ToolsもPlayerからインストールできるようになっていますし、作成した後の仮想マシンのパラメータ変更も可能です。
……こんなに大盤振る舞いで大丈夫ですか?VMwareさん。

ALSAに対応しました

vmp300-3.png

ようやくサウンド出力がALSAに対応しました。個人的に一番嬉しい改善です。
やっとAmarokで音楽を再生している状態でも、ゲストOSの音が鳴るようになりました。

ゲストOSがWindows XPの時のビデオ関連のパフォーマンスが改善されました

vmp300-4.png

とりあえず、東方永夜抄のリプレイを再生してみました。
キャプチャ時に48.0fpsまで落ちてしまっていますが、通常は60fpsで実行可能です。
Wineで動作に不具合があるゲームもこれで(ry

と、いうわけで

VMware Player 3.0非常にお勧めですよ~