2008/01/22(火)進化?成長?廃人度?

PC

なんとなく挙げてみる。点線部分に壁がありそうな感じ。

  • メーカー製PCを購入する
  • OSをカスタマイズし始める(レジストリなど)
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  • パーツを増設・換装し始める(非外付型デバイス)
  • OSのクリーンインストールを行うようになる
  • ジャンクパーツを探し始める
  • パーツの換装を繰り返し、PCの延命を図りだす
  • 自作PCを組み立ててみる
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  • LinuxなどのPC-UNIX(非MacOSX/含Darwin)に興味を持ちはじめる
  • 自宅サーバ構築・運営を行ってみる
  • UPSなどを導入してみる
  • 高可用性のためにRAIDを構築してみる(非RAID-0)
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  • PC所有台数が2桁を越す
  • 個人でワークステーションなどを購入してみる
  • 個人でサーバ機を購入してみる
  • ハードウェアRAIDを導入してみる(←いまここ)
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  • 個人で家具を導入してみる
  • 高可用性/フェイルオーバーのためにクラスタを構築してみる
  • FC SANなどのストレージシステムを導入してみる(非SATA/ATA NAS)
  • 家具の中が棚板で埋まる
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  • 棚板の集約のためにブレードを導入してみる

自作ユーザの中には最速を目指し始めたりする方もいるでしょうが、ここでは私と同じようなベクトルに進んでいってしまった場合ですw
家具……流石に手が出せませぬ。部屋が広ければ考えますが(ぉ

いくつ当てはまりますか?

VMware Workstation 6.x/Player 2.xでの新機能

2008/01/09PC::VMware

VMware製品では基本的に同世代であれば仮想マシンレベルで同程度の機能を持つようです。
第6世代に相当するVMware Player 2.xがどのような新機能を持つのか調べるために、VMware Workstation 6.xの新機能について調べたときのメモです。

第6世代

  • VMware Workstation 6.x
  • VMware Player 2.x
  • VMware ACE 2.x
  • VMware Server 2.x*1

Workstation 6.x新機能

* :VMware Player 2.xでも有効であると思われるもの

Workstation ACE Editionへのアップグレードパス
ACE機能のライセンスを購入することによりACE固有の機能を持つ仮想マシンの作成が可能
Workstation IDEプラグイン(統合仮想デバッガ)
Visual Studio/EclipseとVMの間にインターフェイスが提供され、VM上でのプログラムのテスト、実行、デバッグを容易に実行可能
VIX 1.1 APIの提供
仮想マシン アクティビティの記録/再生の試験的サポート
一定期間内の仮想マシンの操作及び状態を記録、再生が可能
物理マシンから仮想マシンへの変換、およびインポート機能の強化(Windowsホストのみ)
強化されたVMware Converterの提供
バックグラウンドでの仮想マシンの実行
VMware Workstationを終了しても仮想マシンがバックグラウンドで動作させ続けることが可能
*マルチモニタディスプレイのサポート
VM上でマルチモニタ機能のサポート
*サポート可能なイーサネットアダプタ数の増加
5個@1VMから10個@1VMに
新しい64bitサウンドドライバ
新規作成の64bit Windows VMでオーディオハードウェアが構成されるようになる(VMware Tools)
*USB2.0デバイスのサポート
最大6個のUSB2.0ポートの提供
仮想マシンのVNCサーバ機能
VNCサーバをゲストOSに組み込まなくてもVNC機能の提供が可能
RAMサポートの強化
仮想マシン全体で利用できるRAMの制限が4GBから8GBに
*64bitゲストサポート強化
Intel EM64T VT対応CPUで実行される64bitゲストOSのサポートの強化
*ゲストOSからのバッテリステータスの監視
ホストのバッテリステータスをゲストOSからの監視のサポート
デバッグ情報収集機能の向上
*準仮想化Linuxカーネルのサポート
Xen対応LinuxカーネルをゲストOSで利用することでパフォーマンスの向上
仮想ディスクをホストOSで利用(Windows)
vmdk仮想ディスクファイルをホストOS(Windows)のドライブレターにマッピング可能
VMware Toolsの自動アップデート
共有フォルダの制限機能の強化
*ファイル共有及びコピーと貼り付け機能の強化
ゲストOSのサポートの拡大

*1 : VMware Server 2.xは第7世代仮想マシンとなるようです

Virtual SMP@Windows 2000 VM

2008/01/07PC::VMware

Virtual SMPとは

仮想マシン上で複数のCPUを利用することが可能となる機能で、VMware Serverにおける仮想マシンでは最大2つのCPUを利用可能です。
Virtual SMPを使用しない従来の仮想マシン(仮想CPUが1つ)では、VMware Serverがインストールされている物理サーバに物理的/論理的*1に複数のCPUが搭載されている場合でも、1つのCPUしかフルに利用できません。

#large: is not allow

これは仮想CPUが1つのWin2k VM上でSuperπを動作させたときのホストの負荷です。ごらんの通り、1つのCPUがほぼ100%の負荷率であるのに対し、もう片方のCPUはほぼ遊んでいる状態です。

*1 : Hyper-Threading, マルチコアCPUなど

Virtual SMPを利用するには

vmsmp1.jpg

Virtual SMPを利用するには、ProcessorのオプションでCPUの数をTwoにすれば利用可能です。が、既存のWindows 2000のVM上で仮想CPUの数を増やしても反映されませんインストールの時点で仮想CPUの数を2個に指定しておく必要があります。
途中で仮想CPUの構成を変更しても有効にならないのが、ゲストOS(この場合はWin2k Pro)の制限なのかは不明。そのうち違うOSで検証します。

Virtual SMPを有効にすると

仮想マシン上でCPUが複数利用可能となります。

vmsmp2.jpg

マルチスレッドで動作する負荷をかければちゃんとホストの両方のCPUを利用するようになり、高負荷に耐えられるVMとして運用が可能です。

#large: is not allow

VMware Serverクライアント機にマウントされているCD/DVDを利用したVMのブート

2008/01/01PC::VMware

VMware Serverでは、VMware Server Consoleをインストールしたクライアント機のCD/DVDドライブを仮想マシンにマウントさせることが可能です。

と、いうことで仮想マシンのブートが可能か、やってみました。

準備

  1. VMware ServerにVMware Server Consoleで接続
  2. クライアント機にブート可能なCD/DVDをマウント

クライアント機のCD/DVDからVMがブートするまで

とりあえず仮想マシンをパワーオンします。が、ブート可能なデバイスが何もありませんのでOperating System not foundというメッセージが出て止まってしまいます。

cdboot1.jpg

この状態で仮想マシンのCD-ROMデバイスの設定を弄ります。
重要なのは以下の3点

  • Use physical drive: Client
  • Legacy emulationを有効
  • Device stateをConnectedに
cdboot2.jpg

特に、Device stateはクライアント機のCD/DVDを利用する場合にVMをリセットするとチェックが外れてしまう仕様なので毎回チェックする必要があります。

設定を完了したら仮想マシン上でCtrl + Alt + Insertを入力し、リセットします。決してVMware Server Consoleのリセットボタンでリセットをかけてはいけません。この方法でリセットをかけるとVMのCD/DVDの接続が切断されてしまいます

しばらく待つと、起動画面が表示されます。今回はC73にて購入した巫女ぐにょLinux 3.5で試しました。

cdboot3.jpg

後は通常のようにVMの操作を行うことが可能です。

その他

  • この方法で仮想マシンのブートを行った場合、ISOイメージのマウントによるブートと比較して非常に時間がかかります。
  • VMware Toolsが導入されていないので操作が重い

といった感じです。仮想マシンにOSインストールの時には利用する時には有効な方法ですが、1CD Linuxなどでは素直にISOイメージにしておいた方が幸せになれそうです。