VMware Toolsのインストール @ Ubuntu 8.04 (Hardy) VM

2008/09/10PC::VMware

UbuntuのリポジトリにはVMware Toolsのパッケージが用意されているので、Debian VMにVMware Toolsをインストールする方法ではなく、aptで導入する方法が楽です。

導入するパッケージは以下の通り。

  • open-vm-tools
  • open-vm-tools-gui

導入するだけでVMware Toolsの基本機能及び、ゲストOSのウィンドウサイズへの追従などが自動的に有効になります。

動作確認環境

VMware環境
VMware Server 1.0.6
仮想マシンOS
Kubuntu 8.04.1 日本語ローカライズド

2008/09/08(月)祝0.2Mヒット

気がついたら0.2Mヒットしてました(笑
と、言っても何もありませんが(ぉ

技術系ブログを名乗る気もなく、ほとんど自分の備忘録として運営しているだけなのですが、多くの方に閲覧していただいているようでありがたいことです*1

*1 : 最近妙にアクセス数が多くてビクビクしているのはないしょ

[Kubuntu/Ubuntu] VMware ServerでUSB機器を利用する

2008/08/31PC::VMware

Debianのサーバだけではなく、KubuntuのメインマシンにもVMware Serverを導入しているのだが、KubuntuマシンではどういうわけかUSBが利用できなかったので調べてみた。

環境

VMware Server環境1
Debian GNU/Linux 4.0(etch)
VMware Server環境2
Kubuntu 8.04.1 (Hardy Heron)
VMware Server
1.0.6
VMware Server Console
1.0.6

VMware ServerにおけるUSBデバイスの検出

VMware ServerはホストにUSBデバイス接続された際に、/proc/bus/usb/以下にUSBデバイスファイル*1が作成されることを期待しているようです。Debian etchではVMware Serverが期待するように/proc/bus/usb/以下にデバイスファイルが生成されますが、Kubuntuでは/dev/bus/usb/以下にデバイスファイルが生成され、/proc/bus/usb/以下には生成されません。このため、KubuntuをホストOSとする場合にVMware ServerはUSBデバイスを検出できず、結果としてゲストOSでUSBデバイスを利用できないということが起こっています。

*1 : 正式名称は何というのでしょうか?

解決策

/etc/init.d/mountdevsubfs.shを編集することで、/proc/bus/usb/以下にUSBデバイスファイル?が作成されるようにします。

#
# Magic to make /proc/bus/usb work
#
#mkdir -p /dev/bus/usb/.usbfs
#domount usbfs "" /dev/bus/usb/.usbfs -obusmode=0700,devmode=0600,listmode=0644
#ln -s .usbfs/devices /dev/bus/usb/devices
#mount --rbind /dev/bus/usb /proc/bus/usb

上記部分のコメントを外す。

#
# Magic to make /proc/bus/usb work
#
mkdir -p /dev/bus/usb/.usbfs
domount usbfs "" /dev/bus/usb/.usbfs -obusmode=0700,devmode=0600,listmode=0644
ln -s .usbfs/devices /dev/bus/usb/devices
mount --rbind /dev/bus/usb /proc/bus/usb

編集後に以下のコマンドを実行

$ sudo /etc/init.d/mountdevsubfs.sh

これでVMware Server Consoleで接続するとUSBデバイスが利用できるようになっているはずです。

参考

2008/08/30(土)Intel PRO/1000 CT Desktop Adapter

現在Kubuntuを導入し、メインマシンとして利用しているIntelliStation M Pro (6230)にはIntel PRO/1000CT Desktop Adapterがオンボードで実装されています。このIntel PRO/1000CT Desktop Adapterはその名の通り10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tとして利用できるのですが、どういうわけか最近GbEでリンクしなくなってしまい、100Mbps接続しか利用できなくなってしまっていました。

Intel PRO/1000CT Desktop Adapterに関連するdmesgは以下の通り。

kaede@reika:~$ dmesg | grep eth0
[   67.532079] e1000: eth0: e1000_probe: Intel(R) PRO/1000 Network Connection
[   82.032159] e1000: eth0: e1000_watchdog: NIC Link is Up 100 Mbps Full Duplex, Flow Control: RX/TX
[   94.254838] bridge-eth0: enabling the bridge
[   94.254845] bridge-eth0: up
[   94.254848] bridge-eth0: already up
[   94.254852] bridge-eth0: attached

問題の切り分け

ネットワークの問題ですので、OSI参照モデルの下位層から順に調べていきます。

レイヤ1 物理層

スイッチをNETGEAR GS516Tに変更し、その際にケーブルも替えた為ケーブルを疑っていたのですが、CAT.6のケーブルに替えてもGbEで接続できることはなかったのでケーブルが問題ではないようです。

ちなみにケーブルはほとんど自作しており、どこの家庭にもあるような安物のかしめ工具で作っているのでかしめが甘かったのを疑っていたのですよ。作成自体に問題がなかったのでよかったよかった(笑。

レイヤ2 データリンク層

この層に該当するのはスイッチ(GS516T)とNIC(Intel PRO/1000 CT Desktop Adapter)となります。スイッチ側では他のGbE対応デバイスは当然のことながらGS516Tは無罪だと思われますが、念のため過去に接続していたGbE対応ルータ(MKZ-04G)に接続しても100Mbpsのまま。

ここまでくるとNICしか怪しいものが残らなくなってしまいました(汗。
仕方がないのでそこら辺に転がっていたIntel PRO/1000MT Desktop Adapterを増設して様子を見ることにします。
で、Intel PRO/1000MT Desktop Adapterのdmesgは以下の通り。

kaede@reika:~$ dmesg | grep eth1
[   67.818742] e1000: eth1: e1000_probe: Intel(R) PRO/1000 Network Connection
[   80.125706] e1000: eth1: e1000_watchdog: NIC Link is Up 1000 Mbps Full Duplex, Flow Control: Rosi参照モデルX/TX
[   83.474369] e1000: eth1: e1000_watchdog: NIC Link is Up 1000 Mbps Full Duplex, Flow Control: RX/TX

……何の問題もなくGbEでリンクしやがったΣ(∵)

第3層以上

あとはドライバの方の問題と考えられますが、Windows環境にてIntel純正ドライバを当ててもGbEでリンクすることは無かったので、NIC自体の問題と判断できる。

結論

  • Intel PRO/1000CT Desktop AdapterがGbEでリンクできなかったのは経年劣化か、その他の理由であるかは不明。
  • Intel PRO/1000CT Desktop AdapterでGbEでリンクしていたときもオートネゴシエーションにより、いつの間にか100Mbpsリンクになっていたことがあった。

上記のことからたまたまハズレを引かされていたのか、PRO/1000CTの性能が悪いのかは不明であるが、安定してGbEで利用するにはPRO/1000MTあたりに換装するのが良さそう。PRO/1000CTで同様の問題が発生している場合は、別のGbE NICを増設すると幸せになれるかもしれません。

おまけ

スイッチに利用しているGS516Tであるが、1つのマシンに2つも3つもNICがあるため早くも16ポート全て埋まりそうです(汗。と、いうか1ポートはノートPC接続用に予約されているし、もう1ポートはカスケード接続用なのでもう空きがありません(激汗

gs516t.jpg

これだけ見たらちょっとした事務所並み(苦笑

2008/08/24(日)AACやめました。

Windows環境ではAAC@iTunesで音楽ファイルを作っていたのだが、LinuxにはiTunesはない*1。Linux環境でAACエンコードの方法を調べていたのだが、苦労に見合う音質が得られそうにないという結論に達し、AACやめました。その代替が、MP3*2。……なんか一周して戻ってきたって感じだな(∵)

…iTunesでエンコードしないことがこんなにも快適だったとはΣ(∵)
いやっほーぅ!LAME最高!


俺はなんて無駄な時間を……

*1 : Wineでもエラーを吐かれて動かなかった

*2 : Ogg Vorbisがベストなのだが、手持ちのプレイヤーが対応していないので(苦笑