2006/06/23(金)W-ZERO3のアップデータ1.04a
http://wssupport.sharp.co.jp/download/ws003sh/update_sp2/
1.03/1.03a -> 1.04aへの修正はこんな感じ。
- モデムとして利用時の動作安定化
- ライトメール関連の不具合(受信時に音が鳴らない、表示される未読件数が増えない)の修正
- Picsel PDF Viewerアップデート(1.0.2 -> 1.1.2)
このアップデートでPDFの表示性能が改善されます - バックアップを復元すると表示が文字化けすることがあったのを修正
この手のアップデータは細かなバグフィックスなんかも含まれていることが多いので
とりあえずアップデータを適用しておきました。
アップデート時のメモ
- アップデータの容量は約8.5MB
- 本体メモリの空きデータ領域がminiSD使用時に20MB, 非使用時は28MB必要
- 本体空き領域は一時的に本体に展開するときに必要なようで、適用後は元に戻ります
- ACアダプタを挿していないとアップデータを適用できない
- 結構時間がかかる(10分程度)
- アップデート後のバージョン確認は\Windows\DispVersion.exeから
- アップデート後に空のフォルダ(\UpdateBin)が残ります
削除しても問題ないと思いますが、自己責任で
2006/06/22(木)プリホ@W-ZERO3
用意するもの
手順
- PrincessHolidayを母艦にインストール
- SarToolフォルダにGOGO.DLLを置き、SarAllを起動しプリホのインストールされたフォルダを指定し変換
画質、音質の指定はお好みでどうぞ
注:800x600にチェックを入れる必要があります - できたgraph.sar, music.sar, nscript.datをLIIで指定したフォルダ配下に転送します
- LIIを実行すればプリホがW-ZERO3でプレイできるはずです
注意点
- LIIはVGAに対応していない為、画像は荒くなります
- 変換時には母艦にそれなりに空き容量が必要となります(インストール容量程度)
- ClearTypeを有効にしているとフォントが非常に荒くなります
- LIIの設定でアンチエイリアスを有効にしているとフォントが非常に荒くなります
Tips
- LIIのPPC用のバイナリでもキーボードショートカットは利用できますので使いやすいようにカスタマイズできます
- PrincessHolidayを画質:90 / 音質: 22.05kHz 32kbps MP3で変換すると、
graph.sarは22.0MB, music.sarは101.8MBとなりますので、最低128MBのminiSDが必要です - LIIをVGA化した上でソース画像を800x600 -> 640x480となるようにアスペクト比、縮小比を同一にすれば綺麗に表示できると思います(未確認)
で、どんな感じ?
スクリーンショットを載せておきますのでこれで判断して下さい。[album:w03:ph_1.jpg] [album:w03:ph_2.jpg]
画像データ: (C)オーガスト、禁・無断転載
その他
LIIと同じくW-ZERO3で動くnScripterプレイヤーは雪希がありますが、プリホをVGA用に変換し動かそうとしたところ、W-ZERO3ではメモリ不足の為か動作しませんでした。
このため、W-ZERO3でプリホを動かすことができるnScripterプレイヤーはLIIが最適ではないかと思います。
#雪希のQVGA版は試していません。もしかしたら動くかもしれませんが、厳しそうです。
2006/06/17(土)adiaryへの要望@W-ZERO3
これらを入力することが非常にめどいんです。
記法タグで"[" "]"のかわりに"<" ">"などでできるといいのですが。
2006/06/12(月)W-ZERO3用の壁紙
スタッフの誰かがW-ZERO3ユーザーなのでしょうか?
こういったコンテンツも用意してくれるとW-ZERO3ユーザーとしてはうれしいですね。
#他にはPSP用の壁紙もありました。
2006/06/11(日)理想の端末:W-ZERO3
W-ZERO3はそれなりにヒットし、後継機種のWS004SHも発表になりました。
このW-ZERO3について、かえでの考えをだらだらと書いていこうと思います。
W-ZERO3の場合、OS(Windows Mobile 5.0)の深いところまで弄れるようになっているので
USB SelectやPocketの手のようなことが可能なのだろうと思う。
FOMAなどの一般的な携帯電話の場合、ユーザーはメーカー(キャリア)が用意した枠組みの中でしか
カスタマイズできず、それ故に
「メーカー側(キャリア側)は新モデルが出るたびに機能追加(と、いうか枷を緩くする)→
ユーザーは現状のモデルが不満だから新しいモデルに買い換える(ハード的には大して変わって無くても*1)」
というビジネスモデルができあがっていたと考えられる。
iモーションなどで着信音に利用可能なサイズ(KB)を制限するとか、
辞書に登録可能な単語の件数が制限されている*2とかがこれにあたると思います。
これらのことから、携帯電話のメーカーやキャリアは「こっちが用意した機能以外は使用してくれるな」と思っているようにしか思えませんでした。
つまり、メーカーやキャリアの都合を押しつけたような*3携帯電話しかなかったと言えます。
#iアプリが発表された当初は携帯電話の使い勝手を改善するようなソフトの登場を期待していたのですが、かなり機能的に制限されたJava VMの上でしかソフトを動かせない為、非常にがっかりした覚えがあります。
私としては、ユーザに割り当てられたメモリ領域は自由に使いたいと思っているし、
カスタマイズして使い勝手を改善したり、PCのデータも自由にやり取りがしたいと考えていました。
その点でW-ZERO3は
「初期状態でできることは少なく、また使い勝手は非常に悪いが、ユーザーが端末を自由にカスタマイズすることによってソフトウェア的な問題は改善できる」
というユーザーへある程度の自由を与えてくれたところが非常に私にとって魅力的でした。
#その分サポートは大変でしょうが(笑)
そして、この点がW-ZERO3がヒットした理由なのではないかと考えています。
W-ZERO3を購入した人の中には、私と同じような考えを持つ人が少なからずいると思います。
私や、同じ考えを持つ人の為にこれからもWILLCOM/SHARPにはこのような機種を出し続けて欲しいと思うし、
また他のメーカーももっと自由にユーザーがカスタマイズできる携帯を出して欲しいと思います。