2006/11/29(水)lolifox 0.3.0
lolifox 0.2.1以降しばらくの間日本語版がリリースされていなかったのですが、0.3.0では言語パックという形で日本語が利用できるようになったためアップグレードしてみました。
インストールされていた拡張
- Adblock Plus
- OpenDownload
インストールした拡張
- 日本語言語パック (lolifox配布所より)
- All-in-One Gestures
- All-in-One Sidebar
- DOM Inspector
- Download Statusbar
- Sage
- Tab Mix Plus
- Tiny Menu
UserAgent比較
lolifox 0.3.0
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja-JP; rv:1.8.1) Gecko/20061106 lolifox/0.3.0
Firefox 2.0 (FirefoxPortable)
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja-JP; rv:1.8.1) Gecko/20061010 Firefox/2.0
Firefox 1.5.0.8
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja; rv:1.8.0.8) Gecko/20061025 Firefox/1.5.0.8
lolifoxを導入するメリット
- Firefoxとは別に設定などが管理されるため、干渉することなくFirefoxとlolifoxの同居が可能です
- 異なる環境の構築が可能
- Firefoxとの同時起動が可能
干渉させずにFirefox1.5と2.0をインストールしたいのでしたらFirefoxPortableを導入すればいいと思われるでしょうが、この場合Firefoxが起動している場合は後からPortableFirefoxを起動させようとしてもうまくいきませんが、lolifoxではこのような問題は発生しません。
同様に、プロファイルを複数作成して環境を切り替えて利用したい場合でも同時に異なる環境は実現できません。
このあたりのことをまとめてみると以下のようになります。
複数プロファイル構築 | FirefoxPortable | lolifox | |
---|---|---|---|
異なる環境の構築 | ○ | ○ | ○ |
Firefoxの異なる バージョンの同居 | × | ○ | ○ |
異なる環境の同時利用 | × | × | ○ |
Firefox + lolifoxで以下のようなことが可能になります
[album:appli/firefox:lf+ff.jpg]
2006/11/24(金)FirefoxPortable 2.0 アップデートログ
1.インストール
まずはダウンロードしてファイルを展開
http://portableapps.com/apps/internet/firefox_portable
2.既存の設定を適用
これまで使用していたFirefoxPortableの\Data\profile以下のファイルをすべてFirefoxPortable2.0の\Data\profileにコピー
3.互換性チェック
これまで利用していた拡張・テーマの更新を確認。
Firefox2.0で利用できなかった拡張
- All-in-One Menu→Tiny Menuで代用
- MemoryInfo
- Optimoz Tweak jp
Firefox2.0で利用できた拡張
- All-in-One Gestures
- All-in-One Sidebar
- DOM Inspector
- Download Statusbar
- DownThemAll!
- Irvine ContextMenu
- Sage
- ScrapBook
- Tab Mix Plus
- Tiny Menu
- Web Developer 日本語版
メモ
- Tab Mix Plusをアップデートしたら英語版が導入されたため手動で日本語版を導入
- All-in-One Sidebarは更新の確認でアップデートできなかったため手動でFirefox2.0対応版を導入
4.日本語ロケールのインストール
http://portableapps.com/apps/internet/firefox_portable/localization
↑においてある日本語ロケールはFirefox1.5.0.7向けのものなのでFirefox2.0には利用できません。こちらからFirefox2.0向け日本語ロケール(ja.xpi)をダウンロードしてインストールする必要があります。
5.検索エンジンのカスタマイズ
PortableFirefox2.0にデフォルトで用意されている検索バーの検索エンジンは海外の検索エンジンが登録されています。例えば、Google検索を行っても「ウェブ全体から検索」となります。
私は「日本語のページを検索」をデフォルトとしてGoogle検索を行いたいため、以下の検索エンジンを導入しました。
- Google JP - 日本語のページを検索 (google.co.jp)
- Wikipedia (ja) - (ja.wikipedia.org)
- Yahoo! Japan - (yahoo.co.jp)#要らないけどオークションだけ登録するのは微妙なので(ぉ
- Yahoo! Auctions (JA) - (auctions.yahoo.co.jp)
- Amazon JP (Support Author) - (amazon.co.jp)
検索エンジンプラグインはここから探せます。
2006/11/07(火)IEからのアクセスが急落
ここ最近、Firefoxでのアクセスが急増しました。というか、IEによるアクセスが急落しました。
[album:appli:browser.jpg] [album:appli:browser2.jpg]
今月に入ってからの解析結果は上記の通りなのですが、はじめてFirefoxによるアクセスがIEを上回りました。
先月までは65%くらいIEからのアクセスがあったのですが、今月に入って急落した原因を勝手に想像してみる。
- IE7の正式版リリース (11/2)
- 正式版待ちだったユーザがIE7に乗り換える
- IE7でブラウジング → 表示が崩れすぎ
- 今後のサポートを考えるとIE7をアンインストールするのは微妙
- 代替ブラウザとしてFirefox or Operaを選択
あながち外れていない気がするのですが実際のところ、どうなのでしょうか?
2006/11/07(火)IE7のCSSがどこの標準に準拠したか
少なくともW3C準拠ではないと思います。
de facto standard*1に準拠したのではないでしょうか(笑
オレオレ証明書のようなものでしょうか。Microsoftお得意の。
と、まぁ笑い話で済まないのがWeb開発者なわけで。
IE7で直って欲しかったCSS関連について挙げてみる。
- padding/border/marginの解釈
- :before/:after疑似要素への対応
特にpadding/border/marginの解釈がカオスすぎるので本当に標準準拠とするのであれば早急に改善して欲しいところ。
2006/10/30(月)IEとわたし。
最初に購入したPCにはIE2がインストールされていた。
同じくNN3がインストールされていた。IE2が使い物にならなかったのでNN3を使っていた。
続いてIE3がリリースされた。NN3よりも軽く(当時としてはそれなりに)まともに動いてくれたのでIE3を使うようになった。
IE4の記事を見たときにWin95のシェル統合による様々な新機能に憧れ、正式リリースが待ち遠しかった。正式リリースされ、早速IE4を入れたみた。
シェル統合により動作が多少重くなったものの、ActiveDesktopやチャンネルスクリーンセーバーなどに未来を感じた。
IE5、IE5.5と順調にアップグレードをしていき、IE6のリリースの時。
Win95のサポートが打ち切られ、IE6のインストール対象とならなかった。悲しかった。
一方、有償だったNNは無償配布となった後も順調に更新され続け、Firefoxとなった。IEに将来性を感じることができなくなったため、Firefoxに乗り換えた。
そして今、IE7リリース直前。相変わらず勝手な解釈で使い物にならないレンダリングや、微妙すぎるインターフェイスに失望した。今使用しているOS(Win2k)はサポート対象外ということだが、それがどうでもいいくらい失望した。