2006/08/15(火)ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編::かけらむすび ~ハジマリ~

ひぐらしのく頃に解 祭囃し編、プロローグが終了しました。

ここまでのまとめ

  • プロローグはある人物が雛見沢に来るまでを描いたもの
  • これまでのストーリーの断片(かけら)を紡ぎ合わせ、これまで起きてきた昭和58年6月の惨劇を回避できるストーリーを作り出すことで祭囃し編が始まる
  • かけらの数は50個
  • かけらを紡ぎ合わせるには条件(前提となるストーリーが他のかけらによって紡ぎ合わされていること)が必要なものが多数ある
  • その時点で繋ぐことができるかけらは判別可能
  • 個々のかけらはこれまでの各ストーリーの裏舞台、ぶっちゃけネタバレです

と、ようやくゲームらしくなってきました(笑)

かけら一覧

以下ネタバレの恐れあり。

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2006/08/12(土)この青空に約束を─::海己編 終了

この青空に約束を─

主人公に好意を抱いている典型的な幼なじみキャラで、キャラの方向性としてはToHeart2のこのみ設定+いいんちょ性格といった感じ?
ゲーム全体のテーマである(と思われる)「約束」を別にすると、「ふたり」と「みんな」でしょうか?

ストーリー

主人公と海己が幼少期に体験したことから、海己は「ひとり」は寂しいけど「ふたり(恋人同士)」は悲しく、それ故に自分を「みんな」の中に置こうとします。
そして、「みんな」の中から「ふたり」という関係ができると「みんな」がという関係が壊れてしまうと考え、主人公とは恋人同士のような関係でありながらそうではないという微妙な関係が続いています。
一方、凛奈は幼少期の別れの悲しみから「みんな」といることでいつか来る別れが耐え難くなる為に「ひとり」でいることを選択していたので、海己と凛奈はそれぞれ対局のストーリーであると言えます。

ストーリーとしては、「みんな」という関係を維持しながら「ふたり」という関係を両立させる為に愚直なまでに青臭い方法で海己を説得したり、「みんな」に協力や理解を得る為に奔走するという感じですが、私のようにひねくれて、汚れきってしまった人間にはこういった純真な方法で、解決しようとするストーリーは心苦しかった(笑)

ところで、海己はこのゲームの人気投票で1位だったらしいのですが、その性格およびストーリーから見ても妥当であったと言えるでしょう。