2006/07/28(金)ATOK辞書を一元管理する (2)

前回の設定ではオンライン状態でATOKのレスポンスが悪くなってしまうことが解った為、対策を考えることに。

遅くなる原因

オンライン状態だと常にsambaサーバ上のファイルを更新しようとする為、この方法だとレスポンスが著しく悪くなるっぽい
#まぁ、当然ですね(汗)

通信経路はこんな感じ

  • 辞書データ呼び出し: samba辞書 -> (SSH) -> ATOK(Local)
  • 辞書データ学習: ATOK(Local) -> (SSH) -> samba辞書

#重いはずだ(汗

解決策

要はオンライン時に学習させるたびにsambaサーバ上のファイルが更新されなければいいので、前回のオフラインファイルとして利用することをやめ、新たな方法で同期をとることにする。

用意する物

一定時間毎に自動更新してくれるタイプですと、更新の手間が省けますので常駐タイプの物を選択しました。
同期ツールは他にもいろいろあるのでお好きな物をどうぞ。

設定メモ

前回までの設定が終わっていることが前提です。

  1. ATOK辞書をローカルの任意のフォルダにコピー
  2. ローカルに保存したATOK辞書を使用するように設定
  3. RealSyncを設定
    1. オプション - 一般の設定
      自動更新間隔を設定する
    2. 更新 - 追加
      ローカルの辞書とネットワークドライブsambaサーバの辞書指定
      (3)の理由によりネットワークドライブではなく\\169.254.~のATOK辞書を直接指定する方法をお勧めします (06/08/01追記)
  4. Windows起動時に常駐するように設定