2006/06/11(日)USB Select 1.03
概要
W-ZERO3をUSB Mass Storageデバイスとして使用する為のツールです。#と、いうかW-ZERO3をminiSD R/Wにしてしまうツールです。
W-ZERO3には元々USB Mass Storage Deviceとして利用する為の仕組みが搭載されていますが、
レジストリを弄った上で再起動を行う必要がありました。
USB Selectを利用することにより、レジストリの設定/再起動の手間無く
W-ZERO3をUSB Mass Storageデバイスとして使用することができるようになります。
インストールメモ
システム要件
- .NET CompactFramework 2.0が必要
- システム空き容量60KB以上必要
.NET CompactFramework 2.0
Administrator権限で母艦にインストールした上でActiveSyncを利用してインストール。W-ZERO3のメインメモリ空き容量が8MB以上必要。(うち.NET CFに5.5MB程度利用)
その他
- USBクライアントの機能を切り替えるTODAYアプレットが含まれている
TODAYからアイコンを1タッチでActiveSyncクライアント/USB Mass Storage Device/モデム/シリアルに切り替えることが可能。
[album:2006/06:usbselect.jpg:large] - 普通のUSBストレージと比べ、マウントまでに若干時間がかかる
- USB1.1接続なので転送速度はそれなり
レビューみたいなもの
出先でW-ZERO3のデータのやりとりを行いたくても、マシンには当然ActiveSyncは入っていないし、miniSDを介してデータのやり取りをしようとしても、SDリーダーがなかったり、
miniSDアダプタがなかったりしてなかなかデータがやり取りできませんでした。
このソフトを導入すればType-miniBのUSBケーブル1本あればW-ZERO3とデータをやり取り
できるようになり、これまで以上にW-ZERO3の活躍の場が広がることになると思います。
ただ、私のメインマシンでは相性問題かどうかわかりませんが、Mass Storageに設定して接続すると
ドライバインストール時にシステムが落ちてしまいます。
#メインマシンとデータをやり取りする場合はActiveSyncを利用すればいいので問題はないのですが。
このように若干相性問題がある以外は非常に便利に使用できるソフトだと思います。