2007/03/02(金)BUFFALO BCG-UPS201/SV ドライバアンインストール

PC

#asin: is not allow

Windows標準のドライバで利用していたのだけど、入力の遅延が気になるようになったため専用ドライバを入れればこのあたりが改善されるかもと思い、ドライバをインストール。
しかし、改善されず。肝心の機能は微妙なままでよけいな機能ばかりがついただけだったのでアンインストールすることにする。

……アンインストールできねぇ。
[album:2007:bgcups201.jpg]
ドライバのインストールにはユーザが設定する部分はなく、自動的に導入されるのですが、これでアンインストールすることができないというのは一体どういう事なのでしょうか。

調査

「INSTALL.LOG」が見つからないというメッセージ。本当にINSTALL.LOGが無いか、それとも標準とは異なる場所に作られてしまったのかを調査することにする。検索してみたらあっさり見つかった。
[album:2007:bgcups201-2.jpg]

INSTALL.LOGが作られた場所は「Program Files\BUFFALO BCG-201 series」フォルダ。このフォルダを開くとUNWISE.EXEがあり、これがアンインストーラーの実体っぽい。しかしUNWISE.EXEを実行しても、「Could not open INSTALL.LOG file」と怒られてしまう。

アンインストーラー起動まで

どうせINSTALL.LOGのパス解析に失敗しているだけだろうと考え、「D:\bgc」フォルダをつくって「Program Files\BUFFALO BCG-201 series」の中身を全てコピーする。それからD:\bgcフォルダの中のUNWISE.EXEを実行すればアンインストーラーが起動できるようになります。
[album:2007:bgcups201-3.jpg]

結論

BGC-UPS201/SVの専用ドライバを当てたところでパッドとしての基本性能は良くなりませんでした。新藤機能が利用できるようになるくらいです。また、アンインストーラーが起動できないと言う不具合もありますので、専用ドライバを当てるのはお薦めできません。いや、製品の購入自体をお勧めできません。

と、いうかアンインストーラーのチェックくらいしろよ>BUFFALO

2007/02/24(土)Windows Update by IE5 on Win2k

PC::Tips

Win2kでWindows Updateを行う際に、IE6へのアップグレードを推奨されます。
が、不安定かつセキュリティが脆弱なIEに見切りを付け、Firefoxなり、Operaなりに移行した人間にとってはIE6などは、無用の長物であるためWindows Updateの為だけにIE6へアップグレードを行うのは非常に気が引けます。
また、IE5からIE6にアップグレードすることにより、起動直後のメモリ使用量が約12MB程度増加する為、物理メモリを増やしにくいノートPCで運用している場合にはIE6にアップグレードしない方がかなり幸せになれると思います。

ここでは、IE6にアップグレードせずにWindows Updateを行う際の注意点について解説します。

IE5でWindows Updateは利用できるのか

結論から言うと、可能です。ただし、以下の制約が付きます。

  • 毎回IE6へのアップグレードを促すダイアログが表示される→「続行」で先に進める
  • Automatic Updateサービスが「自動」になっていないとWindows Updateが行えない

2番目の制約のAutomatic Updateサービスについては、「手動」で、サービスを開始してもWindows Updateに弾かれてしまいます。このため、Windows Updateを行う前にこのサービスの起動方法を変更する必要があります。

その他の注意点

IE5のレンダリングエンジンはかなりお粗末な為、Microsoftのサイト内ですらまともに表示できません。この為、IE(及びTridentエンジンを利用するブラウザ)を常用している方にはお勧めできません。また、IE5でWindows Updateを行うことで不具合が発生する可能性もあります。このため、自己責任で適用して下さい。

追記 2007/02/24

もともとがジャンクPCなのか、サービスを止めすぎたのか、IE5で無理矢理Windows Updateを行っているのか解りませんが、結構不安定です。大物(.NET系)をインストール途中でフリーズしたりします。

とりあえず、COM+ Event SystemとSystem Event Notificationサービスは止めてはいけないらしい。

2007/01/21(日)キーボード関連のトラブル

PC

キーボード関連のトラブル

PS/2キーボードの利用不可

PS/2→USB変換器にキーボードにつないであれこれいじっていたらPS/2に接続していたキーボード&マウスがWin2k上で利用できなくなった。
で、調査した部分

  • BIOS -> ○
  • GRUB -> ○
  • NTローダー -> ○
  • Win2kログオン画面以降 -> ×

Win2k起動以前は認識していることからWin2kの問題と判別。
デバイスマネージャでPS/2キーボードをみてみるとドライバがロードされていない模様。

試したこと

  • ドライバ当て直し -> ×
  • ドライバ削除後再導入 -> ×
  • キーボードリマップソフト(窓使いの憂鬱)アンインストール -> ×

自分が持っている知識や経験からはどうにもこうにもならないため、Google先生に頼ることに。

解決策

レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt
のStartの値が4になっているのを1にすることでPS/2キーボードが利用できるようになる。(マウスも)


英数が入力できなくなる

上記の現象発生後、窓使いの憂鬱の再導入。その後、ATOK15を利用していて半角英数/全角英数が入力できなくなってしまった。
ATOK上での入力モードと実際に入力される文字は以下のような感じ。

ATOK上の設定実際の入力
ひらがなひらがな
半角英数半角カナ
全角英数全角カナ
ATOK OFF半角カナ

とりあえず、正規の方法でアルファベットが入力できなくなった。
こうなると再起動しか直す方法がなく、また頻繁に発生するため非常に困っている。

試したこと

ATOKを入れ直したり、窓使いの憂鬱を入れ直したりしても状況は改善されず。で、英数が入力できなくなってしまう時を注意深く調査した結果、Ctrl+英数を押した場合に発生することが判明。

原因

Ctrl + 英数キーを押して入力モード切替を行う際に、入力モードが切り替わらない場合がある

そういえば、Capsと左Ctrlを入れ替えているのでCapsLockを行う場合は「右Shift+左Ctrl」という感じとなっています。このCapsLockを行う際に誤って右Shiftの下にある右Ctrlを押してしまったためにCtrl+英数が入力されこのような現象が起きているのではないかと推測できます。

Ctrl+英数とは何だ

ここで問題となるのはCtrl+英数が何をしているのかということである。
JUSTSYSTEMのサポートによると、Ctrl+英数は「日本語106/109キーボード(Caps+英数)」のドライバにおいてカナロックを行う際に利用するということらしい。
で、カナロックとは何かと調べてみるとIMEがOFFの状態で半角カナを入力するための機能らしい。
上記の原因と組み合わさってCtrl+英数によるカナロックが解放されないためにATOK上で入力文字種を変更してもカタカナが入力されてしまうと推測できる。

解決策

ドライバを当て直した際に、「日本語106/109キーボード(Ctrl+英数)」が導入されてしまったことが原因っぽい*1。手動でキーボードのドライバを「106/109日本語キーボード」に変更してやることでCtrl+英数でカナロックがされなくすることができる*2

ちなみに、このような現象はWin2kを5年程度使い続けて初めて起きたことから、デフォルトで当たるキーボードのドライバは「106/109日本語キーボード」ではないかと考えられる。

*1 : ただし、「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」と表示され、実際の配列は日本語106/109となる。

*2 : 「106/109日本語キーボード」でのカナロックは「Shift+Ctrl+ひらがな」となる。

2007/01/16(火)DYNABOOK SS PORTAGE 3000CTにVine Linux 4.0インストールログ

\2kで購入したノートで遊ぶ為にLinuxをインストールすることにする。
Distoributionは日本語環境構築に苦労しなさそうなVine Linuxの最新版(4.0)。

パッケージ導入の方針

  • GNOMEは使わないため、GNOME関連のツールはインストールしない
  • サーバ系のプログラムはSSHのみ
  • パッケージを利用する為開発環境もインストールしない
  • その代わりエディタ環境は充実させる(Emacsなど)
  • 必要最低限のパッケージだけ導入し、後は必要に応じてaptで導入する

上記のようにパッケージ選択を行い、700MB程度に収めました。

パーティション分割

/hda1 /boot : 80MB
/hda2 swap : 128MB
/hda3 / : 1875MB

インストール

DYNABOOK SS PORTAGE 3000は1スピンドルノートなのでCD-ROMドライブやFDDは存在しません。また、昔のノートPCの為LANも搭載していません。USBのFDDからインストーラーでも起動できれば苦労はしなかったのですが、残念ながらUSBからのブートもできないようなので、先日NetBSDを導入したマシンを使うことにします。

必要なもの

  • 3.5インチ/2.5インチ ATA I/F変換コネクタ

手順

  1. ノートPCからHDDを取り出し、変換コネクタを利用しデスクトップPCに接続します。この際、元々付いていたデスクトップPCのHDDは外しておきます。
  2. インストールCDからデスクトップを起動し、Linuxをインストール
  3. インストールが完了したらデスクトップからHDDを取り外し、ノートPCに取り付ける
  4. ノートPCで起動することを確認

注意点

他のマシンを借りてLinuxをインストールする場合、CPUのアーキテクチャ(i586とか)に気を付けて下さい。

  • i586: Pentium / MMX Pentium / K6シリーズなど32bitCPUの比較的古いもの(Socket7世代)
  • i686: Pentium Pro/ PentiumII/III/4 / Athronなど32bit CPUの比較的新しいもの(Socket8/370/Slot1以降)

インストール後

問題なくインストールが完了すれば、自動的にXが起動し、Xからログインが可能です。しかしながら、GNOMEをインストール対象から外してしまった為、twmによるウィンドウマネージャが使われています。twmだとあまりにしょぼーんな感じですので、デスクトップ環境を導入することにする。

Vine Linuxで用意されているデスクトップ環境としては下記のものがあるらしい

  • KDE
  • XFce
  • Window Maker
  • blackbox
  • fluxbox
  • fvwm2

KDEとXFceはデスクトップ環境構築に必要なパッケージがセットになって提供されている為、面倒なくデスクトップ環境が手にはいる。KDEを入れたらGNOMEと大差がないし、XFceを導入することにする。

#apt-get update
#apt-get install task-xfce

ノートPCにHDDを接続する

一通り設定が完了したのでHDDを取り外しSS 3000CTにHDDを接続し、おもむろに電源を投入。……おお、Vineが起動している(感動)。途中でハードウェアの構成が変わった為、再設定を促されるので適当に設定する。

起動が完了し、コンソールのログイン画面が表示される。本来ならここでXに切り替わりグラフィカルログイン画面に切り替わるが、切り替わらない。どうやらXの起動に失敗している模様。

Xconfiguratorで再設定をしてやる必要があると考え、rootでログインし設定ユーティリティを開く(#setup)。設定ユーティリティの中の「X Window Systemの設定」で設定してやればいいのだろうが、選択してもXconfiguratorが起動しない。……もしかして入ってない?Xconfiguratorを入れるにはapt-getする必要があるのだが、SS 3000CTにはLANカードがない為、パッケージを取り寄せることができない。xorg.confを手動で書き換えることも考えたが、xorg.confを開いてみて面倒そうなので断念。

家に帰らないとPCMCIAなLANカードがない為ここで断念。LANカードを持ってこなかったのは失敗でした。

続き

NE2000互換なPCMCIAなLANカード(10BASE-T)を接続し、起動。これでようやくXconfiguratorがインストールできます。

#apt-get install Xconfigurator

Xconfiguratorが導入されれば設定ユーティリティからXの設定が行えるようになりました。NeoMagic(ビデオチップ)は検出されましたが、ビデオRAM容量、解像度/色深度、ディスプレイの設定は手動で選択してやる必要がありました。

ディスプレイの設定

640x480 8bit
800x600 8bit
640x480 16bit
800x600 16bit

24bitカラーを指定したらエラーを吐かれた為、このディスプレイでは対応していないのでしょう。

その他のカスタマイズ

ログイン直後に立ち上がっているプロセスを確認したら70も立ち上がっていました。有効になっているサービスを確認したら全サービス中7割くらい有効になっていました。…立ち上がりすぎじゃね?何かこういうところにRedHat派生のディストリなんだなと妙に感心しています。
#デフォルトでcpuspeedとかirqbalanceとかが有効になってたし…

サービス選択の際の参考

FC5/6のサービス一覧
Vineのサービス一覧

X on 3000CT

くそ重いGNOMEを切ってXFceを導入していたのでそこそこ軽く動きます。グラフィカルログイン(gdm)画面までで使用メモリは約16MB、ログイン後で約24MBのメモリ消費量でした。Firefox2を使ってみましたがさすがに重かった。

今後の課題

音が鳴らないので鳴るようにしたい。ALSAからはサウンドチップの認識が行えているようだけどXFceのツールからは認識していない。

メモ

古い東芝系のノートPCでBIOSに入る方法: Escを押しながら電源投入

2007/01/14(日)IntelliPoint 5.5アップグレート

メインマシンで利用しているWireless IntelliMouse Explorer 2.0がポインタが痙攣したり、反応しなかったり、ポインタがワープしたりする為ドライバの更新を兼ねてIntelliPointを5.2から5.5にアップグレード。

で、メインマシンに繋いでいるポインティングデバイスは下記の通りなのですが、IntelliPointで設定可能なマウスはWireless IntelliMouse Explorer 2.0かIntelliMouse Explorer 4.0のどちらかしか選べません。選んだ方のドライバはアップグレードされますが、選ばなかった方のドライバはアップグレードされないため手動でドライバを当て直す必要があります。

  • Wireless IntelliMouse Explorer 2.0 (USB)
  • IntelliMouse Explorer 4.0 (USB)
  • TrackPoint IV (Space Saver II Keyboard, PS/2)

インストール終了後

やられました。PS/2ポートに繋いでいたTrackPointがいつの間にか「Microsoft PS/2 Port Mouse (IntelliPoint)」にされてしまいました。トラックポイントの補助ソフトも起動しなくなっており、当然ながらセンターボタンを利用した機能がりようできなくなっていました。

で、トラックポイントのドライバも当て直すはめになりました。はぁ。

ポインタ問題

ポインタ飛びなどは相変わらず発生しますが、若干動作は改善された気がします。
このまま利用して様子を見ることにします。