2006/12/23(土)[Fx] WGAPluginを削除する
事の始まりはMicrosoftダウンロードセンターにあるファイルをダウンロードしようとして"WGAPluginInstall.exe"なるものをうっかり踏んでしまったためでした。
WGAPluginInstall.exeはIE以外のブラウザ(Firefox)などでWindows Genuine Advantage(正規のWindowsか認証)を行うためのプラグインです。
IE以外でもMSダウンロードセンターを利用できるようになるのですが、こんなスパイウェアのようなものを導入したくはありません。私のようにうっかり導入してしまった方のためにWGAPluginをアンインストールする方法をまとめておきます。
WGAPluginのアンインストール手順
- Firefoxのアドレスバーに「about:plugins」と入力
- Firefoxに導入されているプラグインの一覧があるのでその中から「Windows Genuine Advantage プラグイン」のようなものがあるか確認
- Firefoxを終了し、Firefox導入フォルダ*1を開く
- WGAPluginの実体はcomponentsフォルダのnpILightCheckPlugin.xptとpluginsフォルダのnpLightCheckPlugin.dllなのでこれらを削除
- Firefoxを起動しabout:pluginsで消えていることを確認
何か不具合が発生するかもしれませんので本手法の適用は自己責任で。
2006/12/20(水)Adobe Reader 8
入れてみた。で、メモ
- 今回からは使えないYahoo!ツールバーは添付されなくなったらしい
- インストールはAdmin権限が必要(PowerUserでもダメ)
- インストーラーがファイル(AdbeRdr80ja-JP.exe)を引っ張ってくる。
デフォルトではDocuments and Settings\ユーザ名\のフォルダに保存されるが、インストールが終わっても自動で消さない。消せよ!
もしくはデフォルトのダウンロード先をデスクトップにするとか。 - スタートアップに以下のショートカットが追加される。何だよ、Synchronizerって、何とシンクロするんだよ。
- Adobe Reader Speed Launcher
- Adobe Reader Sychronizer
と、言うことで残されたAdbeRdr80ja-JP.exeとAdobe Reader Speed Launcher、Adobe Reader Synchronizerのショートカットにはご退場願うことに。
ショートカットそれぞれの実体は下記の通り
- Program Files\Adobe\Reader 8.0\Reader\reader_sl.exe
- Program Files\Adobe\Reader 8.0\Reader\AdobeCollabSync.exe
Adobe Reader Synchronizerについて追記
どうもAdobe Reader Synchronizerでここにたどり着く人が多いようなので、Adobe Reader Synchronizerについて調べてみました。とはいっても、いかんせん情報が少ないため正しくないかもしれませんので、ご容赦ください。
どうやら、Adobe Reader SynchronizerとはAdobe Reader 8のプラグインをアップデートするためのアプリのようです。私はスタートアップから外していますが、その状態でもAdobe Reader自体は問題なく利用できていますので、不要と思われる方は外しても問題ないと思われます。が、自動更新が行われなくなると思われますのでセキュリティホールなどがあった場合に問題が発生する可能性があります。スタートアップから外す場合は自己責任で。
これは余談ですが、スタートアップに登録されるようなアプリは、たいていそれが起動していなくても問題がないようなものがほとんどです。経験上、本当に重要なアプリの場合はレジストリから自動実行されるように設定されることが多いです。
#実際には重要でないアプリも勝手に自動実行に登録されることが多いですが。
#ex)MS Officeを導入するとスタートアップに登録される「Microsoft Office」*1とか。
#ex)iTunesを導入すると自動実行に登録される「iTunesHelper.exe*2」とか。
私はこのような理由からAdobe Reader Synchronizerは外しても問題ないと判断しました。
2006/12/04(月)[Firefox2] 画像の自動縮小の無効化
lolifox 0.3.0を利用していて思ったこと。
画像の自動縮小うぜぇぇぇぇ
で、画像の自動縮小機能を止めようとオプション設定を開いたのですが、見あたりません。Firefox1.5→2.0への課程で無くなってしまったようです。あのいらない機能がデフォルトでオンになっているのはいいとして、それを止めるための項目を消してしまうのはいかがなものかと。
で、解決策
アドレスバーに"about:config"で設定画面を開く
browser.enable_automatic_image_resizing : false
(項目をダブルクリックでtrueとfalseが切り替わります)
これで自動縮小されなくなります。
どうでもいいこと
Firefoxの略はfxらしい。今までffだと思っていた。
ということはlolifoxはlx?
追記
lolifoxの略称はlfらしい。
2006/12/04(月)TeXインストールログ
論文を書かなくてはいけないのですが、研究室の鯖が利用できない/利用しづらい状態なので仕方なくメインマシンにTeXをインストール。
#TeXの環境が一通り揃っているパックも借りたのですが、TeXの展開先がC:\usr\localとなっていたため、新しく入れることに(C:\はWinMeのドライブなので)
インストールするもの
- Web2c-7.5.5版 TeXの標準パッケージからjtexを除いたもの
- AFPL Ghostscript 8.54
- GSView 4.8
- DVIout 3.18
TeXのインストール
TeXインストールフォルダ: E:\Editor\tex
- texinst755.zipをE:\Editor\texに展開
- DLした*.tar.gzファイルをE:\Editor\texに置く
- コマンドプロンプト
>e: >cd \Editor\tex >texinst755 e:\editor\tex
- パスの設定
変数: PATH 値:E:\Editor\tex\bin
Ghostscriptのインストール
- gs854w32full.zipを展開
- 展開してできた中にあるsetupgs.exeをAdministrator権限で実行
Install to directory: E:\Editor\tex\gs Add sortcuts to: Ghostscript 全てのチェックボックスをオンに
- パスの設定
変数: PATH 値: E:\Editor\tex\gs\gs8.54\bin;E:\Editor\tex\gs\gs8.54\lib
dviout/GSViewのインストール
インストーラーの設定に従っていけばいいと思います。
2006/12/01(金)GIMP 2.2.13
ペイント系画像処理ソフトとしてPixiaとPictBear Second Editionを愛用していましたが、Pixiaはパスを保持できなかったり、PictBear SEはそもそもパスという概念があるのか?という点で私の利用方法にそぐわなかったため、パス機能に強い画像処理ソフトを導入することにしました。
GIMPとは?
UNIX環境で利用できるぐにゅーなペイント系画像処理ソフトとして開発されているツールで、フリー&オープンソースであるため、WindowsやMacOSなどにも移植されています。
非常に高機能でPhotoshopキラーと名高いこのツールを今回は導入してみました。
配布所
インストール
最低限必要なものは下記の通りです。
- The GIMP for Windows
- GTK+2 Rantime Environment
尚、現状では日本語のヘルプは用意されていません。
で、インストールの手順としてはGTK+2を先にインストールし、その後にGIMP本体をインストールする必要があります。
で、使ってみた
[album:appli:gimp.jpg]
1つのウィンドウの中にツールやレイヤー情報などがまとまっておらず、上記のように3つのウィンドウで表示される。画像ウィンドウの配置が難しい(最大化すると他のウィンドウが隠れてしまう)。
利用方法に癖がある。例えば虫眼鏡ツール(拡大/縮小)では、左クリック:拡大、Ctrl+左クリック:縮小となっており、一般的なツールだと右クリックで縮小なので戸惑ってしまう。
このあたりはカスタマイズできるので色々使いやすく設定する必要がありそう。
他にも色々操作性が異なる点で戸惑う点が多いのですが、画像処理自体は強力なので使いこなせるようになりたいところ。何より、元々がUNIX向けであるのでいつWindowsに見切りを付けても大丈夫なところが一番のメリットか。