2006/06/23(金)Opera Mobile 8.6のバグ
それは、ダウンロード -> フォルダの指定 -> OK(ダウンロード実行)をさせるとOperaがフリーズしてしまい、
場合によってはシステムもフリーズしてしまいます。
また、ダウンロード -> フォルダの指定 -> キャンセルをするとダウンロードができたりします。
回避策
現状では有効な回避策はないようです。ですので、Opera Mobileではダウンロードは行わず、IEでダウンロードを行わせるという後ろ向きな方法しかありません。
2006/06/22(木)プリホ@W-ZERO3
用意するもの
手順
- PrincessHolidayを母艦にインストール
- SarToolフォルダにGOGO.DLLを置き、SarAllを起動しプリホのインストールされたフォルダを指定し変換
画質、音質の指定はお好みでどうぞ
注:800x600にチェックを入れる必要があります - できたgraph.sar, music.sar, nscript.datをLIIで指定したフォルダ配下に転送します
- LIIを実行すればプリホがW-ZERO3でプレイできるはずです
注意点
- LIIはVGAに対応していない為、画像は荒くなります
- 変換時には母艦にそれなりに空き容量が必要となります(インストール容量程度)
- ClearTypeを有効にしているとフォントが非常に荒くなります
- LIIの設定でアンチエイリアスを有効にしているとフォントが非常に荒くなります
Tips
- LIIのPPC用のバイナリでもキーボードショートカットは利用できますので使いやすいようにカスタマイズできます
- PrincessHolidayを画質:90 / 音質: 22.05kHz 32kbps MP3で変換すると、
graph.sarは22.0MB, music.sarは101.8MBとなりますので、最低128MBのminiSDが必要です - LIIをVGA化した上でソース画像を800x600 -> 640x480となるようにアスペクト比、縮小比を同一にすれば綺麗に表示できると思います(未確認)
で、どんな感じ?
スクリーンショットを載せておきますのでこれで判断して下さい。[album:w03:ph_1.jpg] [album:w03:ph_2.jpg]
画像データ: (C)オーガスト、禁・無断転載
その他
LIIと同じくW-ZERO3で動くnScripterプレイヤーは雪希がありますが、プリホをVGA用に変換し動かそうとしたところ、W-ZERO3ではメモリ不足の為か動作しませんでした。
このため、W-ZERO3でプリホを動かすことができるnScripterプレイヤーはLIIが最適ではないかと思います。
#雪希のQVGA版は試していません。もしかしたら動くかもしれませんが、厳しそうです。
2006/06/18(日)pRSSreader
W-ZERO3でもRSSを利用したい!
ということでCEデバイス向けRSSリーダーを使ってみました。
pRSSreader
概要
ここからダウンロードできます。RSS 0.90, 0.91, 0.92, 2.00に対応しており、RSSリーダーとしての基本的な機能は備わっているようです。
海外のソフトですが、日本語表示も問題なくできます。
W-ZERO3で利用する場合はEnglish/VGAをダウンロードします。
インストール
CABファイルをW-ZERO3に転送して実行するだけ。800KB程度の空き容量がインストールには必要です。
RSSを登録する
「Tools - Site Manager」を選択し、開かれたダイアログから「Add」を選択するデバイスがオンラインであればOnlineタブに対象サイトの.xmlを指定する。
このブログのRSSであれば、http://kaede.blog.abk.nu/archive/kaede/index.xmlを指定してやります。
これでRSSの登録ができるはずです。
実際に使ってみる
[album:w03:rss_1.JPG] [album:w03:rss_2.JPG] [album:w03:rss_3.JPG]左から、TODAY画面でのpRSSreaderアプレット。未読の記事の数が表示されます。
ここをタップするとpRSSreaderが起動します。
真ん中は、選択したサイトのRSSの項目。
右は、記事の詳細を開いたところです。
レビューみたいなもの
W-ZERO3でRSS配信された記事を受信できるのはやはり便利です。このpRSSreaderには自動巡回機能がついていて、指定した時間毎に自動で登録したサイトを巡回し、
記事を取得してくれます。
普段RSSを十分に利用しているユーザにとっては、ブラウザに継ぐキラーアプリとなるのではないでしょうか。
2006/06/17(土)FTPサーバ for WindowsCE
概要
WindowsCEをFTPサーバにします。参照可能な範囲はデバイスの\(ルートディレクトリ)以下。
ここからダウンロードできます。
インストール
解凍してできるCABファイルをCEデバイスに転送し、実行するだけ。設定
サーバ側(W-ZERO3)
FTPの待ちうけポートを設定し、起動するだけ。[album:w03:ftpsvr.jpg]
クライアント側
FFFTPを使用する場合の設定メモ- ホスト/アドレスの設定はW-ZERO3のIPアドレスを設定
- anonymousで接続
- PASVモードを利用
実際に接続してみる
[album:w03:ftpsvr_2.jpg:large]備考
- anonymous接続のみ有効
- フルアクセス可能
- よく接続に失敗する
- 接続可能になるまで若干時間がかかる
ポートを変更するなどすることをお勧めする。
レビューのようなもの
このソフトを利用することで、Active Syncでファイル転送できなかったり、USB SelectでUSBディスクとしてりようしても内蔵RAMにはアクセスできない場合でも、
無線LAN接続ができればW-ZERO3にアクセスできるようになり、非常に便利です。
ただ、セキュリティは非常に脆弱な為、運用には注意が必要です。
最低でもポート番号は変えるようにする方がいいでしょう。
2006/06/11(日)USB Select 1.03
概要
W-ZERO3をUSB Mass Storageデバイスとして使用する為のツールです。#と、いうかW-ZERO3をminiSD R/Wにしてしまうツールです。
W-ZERO3には元々USB Mass Storage Deviceとして利用する為の仕組みが搭載されていますが、
レジストリを弄った上で再起動を行う必要がありました。
USB Selectを利用することにより、レジストリの設定/再起動の手間無く
W-ZERO3をUSB Mass Storageデバイスとして使用することができるようになります。
インストールメモ
システム要件
- .NET CompactFramework 2.0が必要
- システム空き容量60KB以上必要
.NET CompactFramework 2.0
Administrator権限で母艦にインストールした上でActiveSyncを利用してインストール。W-ZERO3のメインメモリ空き容量が8MB以上必要。(うち.NET CFに5.5MB程度利用)
その他
- USBクライアントの機能を切り替えるTODAYアプレットが含まれている
TODAYからアイコンを1タッチでActiveSyncクライアント/USB Mass Storage Device/モデム/シリアルに切り替えることが可能。
[album:2006/06:usbselect.jpg:large] - 普通のUSBストレージと比べ、マウントまでに若干時間がかかる
- USB1.1接続なので転送速度はそれなり
レビューみたいなもの
出先でW-ZERO3のデータのやりとりを行いたくても、マシンには当然ActiveSyncは入っていないし、miniSDを介してデータのやり取りをしようとしても、SDリーダーがなかったり、
miniSDアダプタがなかったりしてなかなかデータがやり取りできませんでした。
このソフトを導入すればType-miniBのUSBケーブル1本あればW-ZERO3とデータをやり取り
できるようになり、これまで以上にW-ZERO3の活躍の場が広がることになると思います。
ただ、私のメインマシンでは相性問題かどうかわかりませんが、Mass Storageに設定して接続すると
ドライバインストール時にシステムが落ちてしまいます。
#メインマシンとデータをやり取りする場合はActiveSyncを利用すればいいので問題はないのですが。
このように若干相性問題がある以外は非常に便利に使用できるソフトだと思います。