2010/03/06(土)新しいパソコンの内部

先日購入したパソコンの紹介第3弾。前回の外部構造の紹介に続いて内部構造について紹介します。

全体

パソコンの内部全体はこんな感じ。

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ここから各部位について細かく紹介します。

メモリスロット

上部の電源ユニットを格納している部分を持ち上げることで、メモリスロットにアクセスすることができるようになります。

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搭載できるメモリのタイプはPC2-5300 DDR2-667 ECC FB-DIMMです。普通のDDR2メモリは使えません。
全部で12スロットあり、それぞれ4GBのメモリを搭載することで最大48GBまで拡張可能です。
現状では512MB×8の4GB構成。スモールスタートですw

メモリスロット下部かつ、何かのチップのヒートシンクの隣にはDIMMスロットをモニタリングするパネルが存在します。

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多分メモリ障害発生時に、障害が発生したスロットを光らせてくれるのでしょう。

内蔵USBポート

メモリスロット上部にはUSB TYPE-Bのポートが存在します。

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x3500のSystem Guideによると、このポートはRDXというバックアップ用リムーバブルメディアのドライブとの接続に用いるようです。

このRDXを扱ったことがあるのですが、1mの高さから落下させても大丈夫というだけの、単なるHDDというイメージです。Windowsでは単なる外付けのHDDとして見えてきますし、Linuxでは/dev/sd[a-z]として見えてきます。
バックアップメディアをオフサイトへ輸送するような場合はメリットがあるのでしょうが、それ以外の用途では費用に見合う気がしません。

おっと、話が横道にそれてしまいましたw
M/B上に用意されているこのUSBポートは何故かTYPE Bですので、有効活用するには工夫が必要になるでしょう。

CPUソケット部

この機種は2CPU構成を取ることができるので、当然ながらソケットも2つあります。

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LGA771ですので、普通のCore 2などは搭載できません。
現状ではXeon 5140(Woodcrest)が1基載っており、もう片方のスロットはバッフルが付けられています。
将来的にクアッドコア/デュアル構成にしたいなぁ。

拡張スロット部

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構成は以下の通り。

  • PCI Express x8 × 2
  • PCI Express x8 (電気的特性はx4) × 1
  • PCI-X 133MHz × 2
  • PCI × 1

とりあえず、PCI-XにはデュアルポートGbEなNICと、デュアルポートU320 SCSI HBAを挿しておきました。

PCI Expressなカードは高価なので手が出ません(苦笑
この機種はUSBポートが少なめなので、後でPCIバスにはUSB2.0なインターフェイスカードでも搭載しようと考えています。

SATAポート

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M/B上にはSATAポートが存在していますが、純正のオプションは用意されていません(苦笑
とはいえ、しっかりと生きていますので何か繋ごうと思えば繋がりますが、SATA 1.0/1.5Gbpsな実装でRAIDも組めないので活躍することはないでしょう(苦笑

アレイコントローラー

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メモリのような感じで付いていますが、これがアレイコントローラー(IBM ServeRAID-8k)です。この機種には標準で搭載されており、RAID 0,1,5だけではなく、RAID 10やRAID 6にも対応しています。
プロセッサにはVitesse VSC7250を搭載しているようですが、詳細はよくわかりません(苦笑
キャッシュメモリは256MB実装しており、バッテリも付いていますので安心してライトキャッシュを有効にできます。

内蔵ファン

内蔵ファンはホットスワップ可能となっています。

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全部抜くとこんな感じ。

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ファン単体はこんな感じ。

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ファンは12cmのものが利用されており、平常時でも1200~1800rpm程度で回転するのでそれなりにうるさいですが、我慢できないほどではありません。
ちなみに、この機種で一番うるさいのは電源のファンだったりします。

ファンを固定する部分は取り外すことができます。

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ケーブルを接続する際にはここを取り外して作業を行う必要があります。


以上で紹介は終わりです。変なパソコンでしょうw