[Kubuntu] Amarokでメディアの接続/切断機能を利用する
2008/09/21
KubuntuのAmarokではメディアデバイスの接続や、接続状態の切断を行う機能が備わっていますが、そのままでは利用できません。これらの機能を使えるようにしたときのメモ。
環境
- Kubuntu 8.04.1 日本語ローカライズド
- KDE 3.5.9
- Amarok 1.4.9.1
- メディアデバイス: iPod shuffle 1G (512MB)
デフォルトの状態
Amarokで利用可能なメディアデバイスを物理的に接続後、Amarokで「接続」ボタンを押しても図のようなエラーが発生し、マウント及びAmarokでアクセスすることができません。
Amarokから接続/切断ができるようにするには
/etc/fstabを編集する
[KDE] FAT32ファイルシステムをログイン時に自動マウントするを参考に以下の要件を満たす様に編集します。
- デバイスはUUIDなりLABELで指定する*1
- 特定のマウントポイントにマウントできる
- 一般ユーザが書き込み権限を持つ状態で自由にマウントできる
実装例
- デバイス: iPod shuffle 1G (512MB)
- ラベル: KaedePod
- マウントポイント: /media/ipod
上記の場合/etc/fstabを以下の様に編集します。
# iPod shuffle #<file system> <mount point> <type> <options> <dump> <pass> LABEL=KaedePod /media/ipod vfat user,rw,noauto,codepage=932,iocharset=utf8 0 0
Amarokからマウントできるように設定する
Amarokにメディアデバイスを接続した状態で設定ボタン(歯車のアイコン)をクリックし、以下の様に設定を行います。
- 接続前のコマンド
- mount /media/ipod
- 接続切断後のコマンド
- umount /media/ipod
これでAmarokからメディアデバイスの接続/切断が可能となります。